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介護職の給与事情は?無資格から介護福祉士まで給与を徹底調査しました!

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新型コロナウイルスの影響で、世の中は唐突に不景気になりました。そんな中、注目されているのが不況に強いと言われる介護業界です。
転職先の選択肢として考えられるものの、給与事情が気になる方も多いのではないでしょうか?

この記事では「介護の仕事の給与は実際どれくらいなの?」と気になっている方に向けて、介護職員の給与について徹底解説します。

取得資格や介護事業所の形態によっても変わりますので、就職や転職を考えている方は要チェックです!

目次
  1. 介護職員はどんな仕事をするの?
  2. 介護職員の平均給与は?
  3. 性別・年齢別で見る介護職員の給与は?
  4. 介護職員の1年目の給与は?
  5. 介護事業所の種類別の平均給与
  6. 介護職員の取得資格別の給与は?
  7. 介護職員の給与を上げるポイントは?
  8. まとめ

介護職員はどんな仕事をするの?

介護職員の給与をご紹介する前に、介護の仕事とは実際にどのようなことをするのか、まずは簡単に説明しましょう。

介護の仕事は高齢者や障がい者のお世話をする仕事で、具体的にはおもに「身体介護」と「生活援助」の仕事をします。

「身体介護」は、高齢者や障がい者の体に直接触れながら行う介護です。移動や食事、入浴、トイレなどの際に、1人で行うには難しい部分を介護職員が手伝います。
「生活援助」は、日常生活のお手伝いをしますが、体に直接触れることはありません。おもに掃除や洗濯、食事の用意、通院の付き添いなどを行います。

身体介護と生活援助の仕事をメインに、リハビリのお手伝いやレクリエーションの準備や運営、職場によっては送迎業務などを行います。

仕事内容のイメージはなんとなくつかめましたでしょうか?
それでは、その対価となる給与を次項からくわしく見ていきましょう。

介護職員の平均給与は?

2018年の厚生労働省の資料をもとに、介護職員の平均給与を調査してみました。介護職員の平均給与額は以下でした。

介護職員の平均給与額(常勤)
平均月給額 平均基本給額 平均年収
300,970円 181,220円 3,611,640円

2018年の介護職員の平均月給は300,970円でした。この平均月給額は、基本給に手当および賞与などの一時金を等分した金額が加算されたものです。年収換算すると3,611,640円となりました。

これを多いと感じるか少ないと感じるかは人それぞれでしょうが、参考にいくつか他産業の平均月給を見てみましょう。

産業別 月間現金給与額(常勤)
産業 月間現金給与
医療・福祉 298,944円
建設業 416,315円
製造業 391,044円
運輸・郵便業 361,528円
卸売業・小売業 282,477円
飲食サービス業 125,083円
生活関連サービス業・娯楽業 210,265円

表を見ると、介護業界が含まれる医療・福祉業界の月間給与額よりも高い産業はもちろんあります。
とは言え、介護業界と同じく比較的転職がしやすいと言われる小売業や飲食サービス業などに比べると、給与が高めなことも分かります

介護職員の給与は年々上昇中

上記の表のように、他産業と比べて介護職員の給与は決して悪くはないとも言えるのですが、現職の介護職員の中には仕事に対する給与に不満を持つ方も少なくない現状もあります。

今後も高齢者は増え続け介護職員はますます必要となることから、国も介護職員の人員確保は重要事項にしており、待遇の改善に力を入れています
過去5年の平均月給額を見てみましょう。

介護職員の年度別平均給与額(常勤)
年度 平均月給額
2014年 274,250円
2015年 280,250円
2016年 289,780円
2017年 290,120円
2018年 300,970円

介護職員の給与は年々上昇しているのがわかります。国の方針が変わらない限りは、今後もコンスタントに上昇すると思われます。

性別・年齢別で見る介護職員の給与は?

次は年齢別、性別で介護職員の給与を確認してみましょう。

男性 介護職員の年齢別平均月給額(常勤)
年代 平均月給額 平均勤続年数
29歳以下 286,920円 3.9年
30~39歳 325,930円 7.2年
40~49歳 343,420円 9.0年
50~59歳 314,030円 7.8年
60歳以上 271,610円 7.9年
女性 介護職員の年齢別平均月給額(常勤)
年代 平均月給額 平均勤続年数
29歳以下 274,450円 4.0年
30~39歳 292,530円 7.5年
40~49歳 298,610円 7.8年
50~59歳 300,260円 8.7年
60歳以上 272,760円 10.1年

年齢が上がるにつれて給与も上がりますが、男性では50代、女性では60代で下がる傾向があります。 ですが60代以上でも正社員として活躍する人も多く、一定の給与を得ることができるのは、介護職員の強みとも言えます。

介護職員の1年目の給与は?

異業種から転職を考えている方で気になるのは、転職してすぐの給与ではないでしょうか。

介護業界は40代からでも転職が可能と言われていますが、勤続1年目ではどのくらいの給与を得ることができるのでしょうか。確認してみましょう。

介護職員の勤続年数別平均月給額(常勤)
勤続年数 平均月給額 平均年齢
1年 270,740円 38.7歳
2年 278,550円 40.6歳
3年 282,700円 40.7歳
4年 284,300円 41.6歳
5年 290,400円 41.7歳

1年目の平均月給は27万円台でした。こちらの平均月給も手当および賞与を等分したものを含めた月給になりますので、年収換算すると約325万円でした。

また平均年齢に注目すると、介護業界は勤続5年未満でも40代がメインです。30代はもちろん40代になっても正社員として転職が可能ということがこのデータでもわかります

介護事業所の種類別の平均給与

介護の職場には、施設や訪問介護事業所、通所介護事業所(デイサービス)などいくつか種類があります。
種類ごとに平均給与も違ってきますので、こちらも確認してみましょう。

介護職員のサービス種類別平均月給額
事業所の形態 平均月給額
特別養護老人ホーム 332,260円
介護老人保健施設 317,350円
訪問介護事業所 291,930円
通所介護事業所(デイサービス) 262,900円
グループホーム 276,320円

事業所の種類によって平均月給が異なるのは、夜勤があるかないかも関わってきます。特別養護老人ホームや介護老人保健施設は高齢者が入所している施設なので、24時間体制のケアが必要になり夜勤があります。

デイサービスは高齢者が日中に自宅から通う施設なので、夜勤はなく給料は他と比べ低めになりますが、働きやすいことから人気もあります。

介護職員の取得資格別の給与は?

介護業界には「キャリアパス」という、資格を取得することでステップアップできるルートが整っていることをご存知でしょうか?

介護の現場で働く方は「初任者研修→実務者研修→介護福祉士」のように資格を取得すると、スムーズにキャリアアップができ、その資格は給与にも反映されます。 以下、保有資格別の平均月給額を見てみましょう。

介護職員の保有資格別平均月給額
保有資格 平均月給額
無資格 261,600円
介護職員初任者研修 285,610円
実務者研修 288,060円
介護福祉士 313,920円
ケアマネージャー 349,980円

上記の表を見ると、上位資格になるほど給与が高くなることがわかります。 資格があると基本給のベースが変わったり、資格手当をもらえることもあります。

就職する際にも有利になりますので、少しでも給与を上げたい方は取得のしやすい初任者研修の資格を取得しておくと良いかもしれません。

介護職員初任者研修について詳しくはこちら>>

介護職員の給与を上げるポイントは?

介護職員の給与をあらゆる角度からご紹介しましたが、どのように思われたでしょうか。 「思ったよりも悪くなかった」「やはりもう少し高ければ……」など、人によりさまざまに感じたかと思います。

どう感じたとしても、働くならやはり給与は少しでも高い方が嬉しいものですよね。 こちらでは給与を上げるポイントをいくつかご紹介します。

資格を取得する

上記でも見てきたように、介護職員は資格の取得で給与ベースを上げることができます。資格の取得は大変に感じるかもしれませんが、初任者研修なら最短1カ月で取得でき、働きながらでも取得しやすい講座になっています。

費用は4,5万円台が主流ですが、転職で雇用保険に前職で入っていた方なら費用の補助が受けられる場合がありますし、新たに入職する介護事業所に資格取得支援制度があることもあります。
上手に利用すれば、ほぼ費用をかけないことも可能です。

リーダーや管理職を目指す

すぐには難しいかもしれませんが、先々に給与を上げたいのならリーダーや管理職を目指すことをおすすめします。責任も重くなりますが、その分やりがいもあり給料も上がります。

職位別介護職員の平均月給額(常勤)
職位別 平均月給額 平均勤務年数
管理職 322,890円 9.2年
管理職でない 294,460円 7.1年

上記の表の「管理職」は主任、リーダー、サブリーダーなど職場のまとめ役の職位やサービス提供責任者を含みます。

サービス提供責任者は、訪問介護事業所に在籍義務のあるリーダー的な役割を果たす存在です。実務者研修以上の資格があれば、経験が少なくても比較的就きやすい職種です。

サービス提供責任者について詳しく知りたい方はこちら>>

将来的にケアマネージャーを目指す

こちらも資格の取得と言えますが、高齢者やその家族の相談を受けケアプランの作成をなどを行うケアマネージャーを将来的に目指すこともおすすめです。介護福祉士の資格を持って経験を積めば、ケアマネージャーの試験を受験することが可能になります。

給与は介護福祉士よりもさらに上を目指すことができ、年齢が高くなり万が一介護の現場の仕事が肉体的に辛くなったときでも、介護の仕事を続けやすくなるでしょう。

ケアマネージャーについて詳しく知りたい方はこちら>>

給与の高い職場へ就職・転職する

介護業界は施設や訪問介護など、事業所の種類で給与が変わりますが、他の業界にも言えるように事業所の規模などによっても給与や待遇は変わってきます。

より給与の高い職場で働きたいと考える方は、なるべく幅広く求人を見て、給与や福利厚生を比較してみましょう。

すでに介護業界で働いている方の場合、経験とさらに資格があればよりよい条件の職場へ転職も可能です。現状の待遇にどうしても満足できなくなったら、転職を視野に入れても良いかもしれません。

まとめ

日本では高齢化がますます進んでおり、介護職員の需要は高い状況が続いています。過去の経済が低迷しているときも現在の不景気の状況でも、介護職員は一貫して必要とされている職種です。

介護業界はステップアップするルートも整っており、目標を持ちながら働きたいと思っている方が活躍できる業界です。

また、介護の仕事は人の人生の晩年に関わるとても大切な仕事です。 働くことにおいて給与はもちろん大切ですが、あなたが仕事自体にやりがいを持って、豊かな気持ちで生活を送れることが一番です。

介護の仕事に興味を持った方は、ぜひ介護業界に飛び込んでみてください!
資格が気になる方は下のボタンから資料請求が可能です。

参考:厚生労働省 平成30年度介護従事者処遇状況等調査結果
厚生労働省 毎月勤労統計調査 令和元年分結果確報

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