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ホームヘルパー(訪問介護員)の仕事。必要な資格とは?

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女性が活躍!ホームヘルパー(訪問介護員)の仕事内容

ホームヘルパーとは日常生活が困難な人の自宅を訪問し、自宅で変わらない生活が送れるよう食事・入浴・洗濯・掃除などのサポートを行う人です。
日頃の家事スキルを生かせるだけでなく、家族に介護が必要となった際に活用できる介護の知識や技術などを身に付けることができるので、資格を取得して活躍する女性が増えています

ホームヘルパー(訪問介護員)ができること

原則的には、日常生活に支障が生じている利用者本人に直接関わることを支援します。また提供できるサービスはケアマネージャーが利用者やその家族の要望を聞き、作成したケアプランに基づいたサービスのみとなります。
1日に複数の家を訪問するため、始業前にはその日の訪問リストに目を通して準備を整えます。1件あたりの時間はおよそ30~90分程度で、提供したサービスの内容や利用者の様子などを介護記録に残し、事業所へ提出します。

生活援助の仕事

調理や洗濯、掃除や整頓といった家事全般を行います。ホームヘルパーの仕事の中でも需要の多いサービスでもあり、親身になってサービス業務を行う姿勢が肝心です。

1.サービス準備等 生活援助を行う(サービスを提供する)前に利用者の健康チェック、室温調整などの環境整備や相談援助を行います。
2.掃除 部屋・風呂・トイレ・台所の掃除や、ゴミ出しを行います。利用者によっては掃除方法が決まっていることがあるので、やり方を相談し、許可を得てから行います。
3.洗濯 衣類やシーツなどの洗濯・取り込み・収納などを行います。
4.ベッドメイク ベッドのシーツや布団カバーの交換などを行います。
5.衣類の整理・被服の補修 衣替えやボタン付けなどを行います。
6.一般的な調理、配下膳 利用者の好みや健康状態に合わせて献立を考え、調理から配下膳までを行います。時には冷蔵庫の中身からメニューを決めることもあります。
7.買い物・薬の受け取り 利用者に代わって買い物や薬の受け取りを行います。商品名、預かる金額、おつりなどの確認を確実に行い、トラブルがないように努めます。

身体介護の仕事

排泄・入浴・着脱の介助など、利用者の身辺介護を行います。生活援助よりも専門性が高く、利用者に怪我や怖い思いをさせないよう、高い介護技術が求められます。事業所に支払われる介護報酬の単価も高いので、給料への上乗せが期待できます。

1.サービス準備・記録等 身体介護を行う(サービスを提供する)前に利用者の健康状態のチェック、室温調整などの環境整備や相談援助などを行います。
2.排せつ・食事介助 おむつ交換、またはトイレへの誘導、着脱介助、下半身の清拭や洗浄などを支援します。また食事前の手洗いや配膳、姿勢の確保、後片付けなどを行います。食べやすいようにおかずを刻むなど利用者に合わせた介助を行います。
3.清拭・入浴、身体整容 入浴や洗髪、または全身の清拭を行います。身体状況の確認や着替え、洗顔や歯磨き、髪の乾燥、浴槽の後片付けなどを行います。
4.体位変換、移動・移乗介助、外出介助 居宅内で楽な姿勢で過ごすための体位変換や、部屋を安全に移動するための介助などを行います。また外出時には利用者が安全に通院・買い物・通所できるよう、福祉車両や介護タクシーやバスなどへの乗り降りを介助します。基本的に病院内や施設内での介助は行いませんが、通院介助の際、場合によって院内の移動介助を行います。
5.起床および就寝介助 ベッドから起き上がったり、ベッドに横になる際の介助や気分の確認などを行います。
6.服薬介助 投薬を必要としている利用者に対して、必ず服薬内容の確認を取り、必要に応じて投薬介助を行います。
7.自立生活支援・重度化防止のための見守り的援助 移動時などの転倒を防止するために付き添い、必要に応じて介助します。また洗濯物をたたむ、シーツを交換するなどの動作を見守りながら一緒に行います。

参考:介 護 保 険 最 新 情 報vol.637

参考:訪問介護及び訪問入浴介護(参考資料)

通院等乗降介助の仕事

通院時などの乗車・降車および、乗車前・降車後・外出先での移動などの介助や、外出先での受診手続きなどを行います。このサービスは指定訪問介護事業所のホームヘルパーなどが、自らの運転する車両を使用した場合に限定されます。

医療行為について
これまでたん吸引などの医療行為は医師や看護師にしか許されていませんでした。しかし、介護職員であっても「たん吸引等研修」を受けて都道府県から認定証が交付されれば、医師の指示のもと看護師などと連携し、たん吸引などの提供を行うことが可能になっています。

ホームヘルパー(訪問介護員)ができないこと

ホームヘルパーの仕事の範囲は、あくまでも利用者「本人」の日常生活上必要な支援に限ります。そのため同居している家族の食事や洗濯などを、同時にサポートすることはできません。また「非日常的な家事」(庭の手入れやペットの世話、家具の移動や大がかりな調理など)も、同様にサポートすることができないと決められています。※
※保険者(役所など)への確認を行い、認められれば本人以外のサポートを同時に行うことができる場合もあります。

ホームヘルパー(訪問介護員)の活動拠点!訪問介護事業所(ヘルパーステーション)とは?
訪問介護事業所とは、利用者の自宅にヘルパーを派遣して、訪問介護サービスを提供している事業所です。ここからホームヘルパーが利用者のもとへ派遣され、快適な生活が送れるよう支援します。そのためホームヘルパーとして働くにはまず訪問介護事業所との雇用契約が必要です。雇用形態としては正社員、パート、登録などがあります。

訪問介護事業所への応募の仕方

求人広告や求人雑誌、ハローワークなどに掲載されている訪問介護事業所に応募します。ホームヘルパーの求人数は多いので、なるべく長く働き続けるためにも、自分の希望に合った職場環境・労働条件を選んで応募することが大切です。

訪問介護事業所の選び方

  1. 近距離にある事務所がベスト
    通勤するのに苦にならない距離が理想的です。
  2. 時給・換算方法・待遇などをチェック!
    事業所によって勤務時間の換算方法が異なるため、金額だけを見ていても正確な比較はできません。時給計算には移動時間が含まれているか、交通費は出るのかなどをチェックしましょう。
  3. 社員登用制度はあるか
    ホームヘルパーで正社員を目指している人は『実務者研修』を修了しておくと大変優遇されます。訪問介護事業所では「サービス提供責任者」が必置だからです。アルバイト・パートからスタートし、人柄や実力が認められて正社員として雇用されるケースも多いようです。

実務者研修についてはこちら >>

登録ヘルパーとしての働き方

今やほとんどの家庭が共働きとなり、子育てと仕事を両立させたい人が増えました。また育児に一段落がつき、空いた時間を有効に活用したいと考える人も少なくありません。こうした幅広い世代の女性におすすめしたいのが、登録ヘルパーとしての働き方です。訪問介護事業所にホームヘルパーとして働ける曜日、時間を事前に登録し、希望する時間帯のみ仕事を受け持つことが可能です

登録ヘルパーのメリットとデメリット

  • メリット:希望するスケジュールに応じて働くことができるので、家事や育児と両立できる
  • デメリット:出来高制で給料が支払われるので、多額のお金を稼ぎたい人には不向き

ホームヘルパーの平均時給は1200円前後ですが、生活援助より身体介護の時給が高く設定されている事業所が多くあります。1件あたりの時間が30~90分程度と短く、移動時間は時給に含まれないこともあるため、なるべく近いエリアで複数のシフトを組むと良いでしょう。 掛け持ちOKの事業所であれば、複数登録して訪問件数を増やすことも可能です。

参考:平成28年度 介護労働実態調査[介護労働者の就業実態と就業意識調査]

ホームヘルパー(訪問介護員)として働くには?

介護職員初任者研修資格を取得する

ホームヘルパーになるには介護資格が必要です。まずは無資格でも取得でき、受講時間や費用が少なめの『介護職員初任者研修』を修了してから、好条件の求人を探すことをおすすめします。
訪問介護は施設介護と異なり、基本的には1人でサービスを提供します。また時間内に決められたサービス内容を提供するためには、介護の知識に加え、利用者に合わせて作業の順番を変えるなどの判断力も求められます。そのため業務に必要な知識や高齢者との接し方などを学べる『介護職員初任者研修』を修了しておけば、スムーズに業務を開始することができます。

介護職員初任者研修についてはこちら >>

さらなるキャリアアップを図るためには

訪問介護事業所で管理業務を担う、サービス提供責任者を目指すと良いでしょう。そのためには実務者研修や介護福祉士資格など、ワンランク上の資格を取得する必要があります。

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今後も進行する高齢化社会に備え、医療費の削減を目指している日本。その具体的な政策のひとつが、在宅介護を推し進める動きです。実際、特別養護老人ホームの入所条件が厳しくなり、病院では入院患者数を減らす取り組みが行われています。こうした「医療よりも介護、施設よりも在宅」の影響から、今後はホームヘルパーの需要も賃金も、拡大し続けることが予想されます。
引く手あまたのホームヘルパーの仕事。ぜひ早めに注目しておいてくださいね。

* 「ケアマネージャー」の表記について:厚労省や地方自治体による文書では「ケアマネジャー」が正式な表記とされていますが、
当サイトでは、現在一般的に使用されていることから「ケアマネージャー」を使用しております。

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