介護・福祉・医療資格講座紹介
掲載希望スクール様はこちらケア資格ナビ> 生活習慣病予防ガイド> QOLの基盤は健康。健康寿命をのばすために今からできること!
世界において我が国の「平均寿命」は高い水準を保っています。しかし少子化が進み、高齢者の割合も増え、国民医療費の増加も懸念されています。それに伴って、健康増進に関わる取り組みは「国民健康づくり対策」として1973年から数回にわたり展開されてきました。
国民一人一人の生活の質を豊かなものにすることを目指すQOL(Quality Of Life)の基本的な考え方としては、生活習慣病予防のための1次予防の推進、健康づくりの3要素(健康・運動・休養)の健康増進事業の推進が行われ、指針などにより、禁煙や減塩、運動習慣の定着などが促されるようになりました。
2000年からの「21世紀における国民健康づくり運動」(健康日本21)では、これまでの健康づくり対策に加え、個人の健康づくりを支援する社会環境づくりに着眼し、睡眠指針や禁煙支援マニュアルなど、新たな取り組みも始めました。
2013年の健康日本21(第二次)では、平均寿命にとらわれず、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間、いわゆる「健康寿命」の延伸と、健康格差の縮小の実現を目標とするようになりました。医療や介護にかかる費用を抑え、性別や年齢を問わず、誰でもが生きがいをもって健康づくりに関心を持てる社会環境を構築することで、国民全体の健康生活を拡充しようとしているのです。
このように国民の健康意識を向上させる取り組みの中で、特に生活習慣病の予防は「運動」「食事」「禁煙」と個人の意識改革で改善できる重要事項と注目されています。生活習慣病予防に気を配ることは、サイレントキラーと呼ばれる「高血圧」「脂質異常症」「糖尿病」などの自覚症状がほとんどないままに動脈硬化が進行してしまう疾病をも、遠ざけることができます。
ある日突然、心筋梗塞や脳梗塞、狭心症などの大きな病気が自分の身にふりかかってしまうことも考えられます。家族に高齢の人がいる、血圧が高めだ、など思い当たることはありませんか?今からできる小さな一歩を始めてみましょう。
仕事、家事、子育て、介護など…時間に追われて、余裕のない生活していることの多い現代人。まずは自分の食生活・睡眠・運動について振り返ってみましょう。
日ごろから自分の血圧を知り、体重管理を行うことは大切です。健康管理や生活習慣病予防についての正しい知識が修得できる「生活習慣病予防アドバイザー」「健康管理士一般指導員」は、健康管理の正しい知識を身に付けることができ、普段の生活の中での運動・食生活・禁煙・睡眠の大切さなどを通信講座で学びます。
テキストとDVDで専門的な知識を分かりやすく解説しているので、初心者にもオススメ。通信講座だと自宅で何度も繰り返し学習できるのが利点。生活習慣予防のためのレシピ集も付いているので、家庭で直接実践でき、自然と生活の中で習慣づけることができます。
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「生活習慣病予防アドバイザー」の資格を取得した人は、主に家庭や地域に密着した活動をしています。「高齢になった両親へのアドバイスとして受講した」「自分の健康を考え、さらに資格取得をしてみようと思った」など、きっかけはさまざま。普段の心がけでできる生活習慣病に対する予防法など、日々の生活に即した健康情報が盛りだくさんです!
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健康管理一般指導員の主な活動の場
所属 | 内容 |
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地域 | 健康管理指導や健康教室、講演活動
健康づくり運動に関するボランティアなど |
学校 | 食育や健康指導を行う |
企業 | 社員の健康管理指導、健康相談
健康情報の提供 |
家庭 | 家族の健康管理
食事(メニュー)の工夫 健康に関する会話など |
「生活習慣病予防アドバイザー」「健康管理士一般指導員」の講座で得た知識は、多くの環境で役立てることができます!これからの生活を見通して、自分や家族に役立つことを始めてみませんか?