ケア資格ナビ> 看護助手ガイド
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看護助手(看護補助者)は、厚生労働省から配置の加算評価を受けて、医療業界の人材不足を補うという重要な役割を担っています。
主に医療機関で医療行為以外のサポート、例えば診療補助や療養上の支援などを行います。慢性的に人材が不足している医療機関においては、大いに活躍が期待される存在です。
看護助手と看護師の違いは、大きく分けて以下の2点があげられます。
看護師になるには、看護師養成校を修了して国家試験に合格する必要があります。
いっぽう看護助手は、就労するにあたり決まった資格を取得する必要はありません。
看護師は注射や採血などの医療行為を行うことができますが、看護助手は資格がなくてもなれるため、これらの行為を代行することができません。看護助手は、看護師の手が回らない領域をサポートする役割を担っています。
看護助手は「人の役に立つ仕事がしたい」といった思いやりのある心を持った人はもちろんのこと、組織の中の一人として連携業務をスムーズに行えるコミュニケーション能力のある人なら、資格がなくても働くことができます。
しかし、医療現場という責任感の問われる職場で働くことになるので、自信をつけるためにも看護助手の講座で学んでおくと、安心して業務に就くことができるでしょう。
全国医療福祉教育協会の「看護助手実務能力認定研修」は、修了すると即戦力の看護助手の証としてみなされ、就職にも有利になるとされています。
看護助手は未経験でも資格が取得できるので、医療現場のような安定した職場で働きたい人にとっては応募しやすい職種であると言えます。体力に自信があり、臨機応変な対応力を持つ人であれば、年齢に関係なく挑戦できるでしょう。
看護助手として一定の経験を積むと、介護福祉士や看護師、准看護師になるための資格要件を、部分的に満たすことができます。
例えば介護福祉士の受験要件として、「対象となる施設(事業)及び職種での従業期間3年(1,095日)以上、かつ従事日時540日以上」というものがありますが、この「対象となる施設(事業)及び職種」の中には看護助手も含まれています
※。そのため、看護助手として3年間勤めながら、実務者研修も修了することができれば、介護福祉士国家試験の受験が認められるということになるのです。
看護助手は、働いているだけで自然と医療福祉の知識が身につき、将来的にも役立つ仕事であると言えるでしょう。
※ただし、空床時のベッドメイキングや検体の運搬など、間接的な業務のみに従事する職員は対象となりません。
新型コロナウィルス感染症の影響を受けて、多くの企業では有効求人倍率が急激に下がっています。特に外食・宿泊産業においてはその落差が顕著で、多くの人々が職を失ったり、求人が見つからずに今なお苦しんでいます。
いっぽう、介護・医療分野の有効求人倍率は、依然として高い水準を保っており、さまざまな現場でコンスタントに求人が出続けています。以上のことから、看護助手はコロナ禍においても常に需要が続く可能性が高いと言えます。
看護助手は無資格未経験でも応募できるとはいえ、医療現場では専門的な用語や医療機器に関する知識が必要です。あらかじめ知識を持っていれば現場スタッフとスムーズに連携できるようになります。「就職後にアタフタしたくない」という人には、事前の資格取得がおすすめです。
「看護助手実務能力認定研修」を修了したことを履歴書に書くと、採用担当者に仕事に対する意欲の高さをアピールでき、未経験でも雇われやすくなります。より条件の良い職場で働きたい人にも、資格の取得をおすすめいたします。
「看護助手実務能力認定研修」は最短3ヵ月で修了することができる講座です。また、DVDやテキストを用いた通信講座なので、空いた時間に自分のペースで学習を進めることができます。仕事でなかなか時間の取れない人や、短時間でスキルを身に付けたい人におすすめです。
看護助手の仕事内容は、基本的には患者の治療や検査がスムーズに行われるような業務を行います。主な業務は、以下のような内容です。
勤務する施設や配属される場所にもよりますが、医師や看護師と連携して医療行為以外の患者へのサポートを行っています。例えば患者の着替えを手伝ったり、食事や排せつの介助、移動の補助なども行います。
大きな総合病院からクリニック、診療所などの医療・福祉施設で、シフト制や交代制で働きます。
職場によって条件は異なりますが、パート・正社員の一般的な条件は以下の通りです。夜勤業務のある人には別途、夜勤手当が付くところもあります。
女性が多い職場なので、主婦や子育て中の人がたくさんいます。パート勤務の場合は、「日曜日は休みたい」「午前中だけ働きたい」など、勤務時間や日程に制限がある人でも、比較的働くことは可能です。
やりがいのある仕事ですが、夜勤や土日出勤があり、ハードに感じられる人もいるでしょう。働く前に勤務先の条件をきちんと確認してから応募することをおすすめします。
看護助手の資格である「看護助手実務能力認定試験」を取得するには、2つの方法があります。
資格ナビでご紹介しているスクールは、全国医療福祉教育協会の認定講座です。そのため講座の修了者は申請のみで『看護助手実務能力認定研修』修了認定が全国医療福祉教育協会から付与されます。
全国医療福祉教育協会の試験に合格することで、「看護助手実務認定資格証」を得ることができます。
受講資格 受講制限は特にありません。 試験形式 学科問題(マークシート):35問
在宅受験試験時間 90分 受験資格 特にありません。 受験料 一般受験:5,000円、団体受験:4,500円 出題内容 <学科問題>
看護助手業務と役割の理解:10問
患者の理解:10問
看護助手業務を遂行するための基本技術:15問
合格率 おおむね60~80%
実践的な能力の問われる看護助手の仕事ですが、果たして通信講座でもしっかり学ぶことができるのでしょうか?
ヒューマンアカデミー通信講座 たのまなが展開している『看護助手講座』を例に、3つの安心ポイントをご紹介します。
『看護助手実務能力認定資格』は修了認定資格なので、規定の講座を全て修了し、添削課題に合格すれば誰でも修了認定証を受け取ることができます※。 試験を受ける必要はありませんので、せっかく勉強したのに合格できず、受験料が無駄になってしまった……となってしまう心配はありません。
※修了認定証を受け取るには認定申請が必要です。
実際に医療現場で働くとなると、知識はもちろんのこと技能講習も受けておきたいと思いませんか? ヒューマンアカデミーの映像教材では、通学講座での講師経験が豊富な先生による実演DVDが付属しています。
自宅にいながら知識と技術の両面を身に付けることができるので、コロナ禍で外出を控えている人も安心して学習を進めることが可能です。
ヒューマンアカデミーの通信講座では、受講期間中、回数制限なく学習内容に対する質問を受け付けています。スマートフォンやFAX、郵送など様々な方法で受け付けていますので、わからない単元で行き詰ってしまう心配はありません。なお、添削課題も何度でも提出することができます。
団塊の世代がすべて75歳以上となる超高齢社会を控え、国の方針として医療と介護の連携の必要性が叫ばれています。こうした中で看護助手の資格を取り、さらにステップアップしたい方や転職を考えている方に、仕事内容の似ている介護職員の資格をおすすめします。あなたの可能性がもっと広がります!