ケア資格ナビ> 介護福祉士ガイド> 介護福祉士試験の申し込み手続き
※最安講座・最短期間はこのサイトで紹介している一例(直前対策講座・模擬試験を除く)であり、地域・コースによって差があります。
※タイミングにより最安講座の募集が終了している場合があります。
介護福祉士の国家試験は例年1月に実施されます。受験ルートは「実務経験ルート」「福祉系高校ルート」「養成施設ルート」があり、「実務経験ルート」で受験する場合には従業期間3年(1095日)以上かつ従事日数540日以上と「実務者研修」修了が必要です。
業務従業期間・従事日数
期間 | 内容 |
---|---|
従業期間 |
・実務経験の対象となる施設(事業)および、職種での在職期間。
・在職期間には「産休、育休、病休」などの休職期間が含まれます。 |
従事日数 |
・従業期間内において実際に介護などの業務に従事した日数。
・研修、出張、特別休暇、年次有給休暇などにより実際に介護業務に従事していない日数は除きます。 1日に勤務した時間は問いません。 |
重複した従事日数などの扱い |
・同一期間内に複数の事業所などに所属する訪問介護員などが、
同じ日に複数の事業所で介護などの業務を行った場合は従業期間・従事日数は1日として扱います。
・同一期間内に複数の事業所などに所属する人は、それぞれの事業所などの「従事日数内訳証明書」が必要です。 |
(財)社会福祉振興・試験センターの「受験資格」より
見込みとして受験可能
実務経験や実務者研修は、受験申し込みの時点では実務経験を満たしていなくても筆記試験前日までに必要要件に達する場合には「見込み」として受験できます。
例年6月下旬に「(財)社会福祉振興・試験センター」から受験申し込み手続きの詳細が公示されるので、公示されたら申し込みに必要な書類を請求しましょう。書類の中には「実務経験証明用の書類」が入っているので、現在勤めている事業所、または過去に勤務した事業所などに用紙を提出して証明してもらいます。受験の申し込みをする段階で実務経験の日数が足りない場合は、その時点での見込みとして1度書類を提出し、再度、日数が満了となったときに2度目の書類提出を行います。
実務者研修が修了見込みの場合
2016年度介護福祉士国家試験から、実務経験ルートで介護福祉士を受験する人には「実務者研修」を修了することが義務付けられました。ですので該当する人は、まずは「実務者研修」を受講することが必須です。受験には申し込み時に「実務者研修修了証明書」または「実務者研修修了見込証明書」が必要ですので、事前に準備しておきましょう。受験の申し込みが完了したら受験票が送付されます。受験票に「見込み」と記載されている内容がある人は、期限までに必要書類を提出することを忘れないようにしましょう。
試験は全国で実施されますが、具体的な会場は受験票に記載されています。遠隔地から受験する人は宿泊先の確保が必要ですし、厳冬の時期なので降雪などによる交通機関の乱れも念頭にいれ、移動手段も複数想定しておくと良いでしょう。