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ケア資格ナビ> 実務者研修ガイド> 実務者研修は働きながら取得できる?ムリなく取得するために
実務者研修は、働きながら取得することが可能です。
ほとんどのスクールは働きながら実務者研修を取得できるようなコースを設置しており、その中で働きながら取得している人がいます。
ただしどんな資格取得でも言えることですが、仕事時間以外のプライベートな時間に勉強をする必要があるため、簡単なことではありません。
そのため受講してから挫折しないよう、計画的に取得することが大切です。
今回の記事では、実務者研修をムリなく取得するための方法をご紹介していきます。
最後まで読んで頂き、計画的に資格を取得していきましょう。
実務者研修に修了試験はなく、スクールによって小テストが実施される場合もありますが、基本的にはカリキュラムをすべて受講すれば、ほぼ100%で取得することができます。
無資格の人が受講する場合、実務者研修のカリキュラムは450時間受講する必要があり、通信講座を利用できる最大の時間は405時間です。
ただしこの場合、毎日1時間受講しても修了するには、1年以上かかることになってしまいます。
そのため、働きながら実務者研修を取得するためには、450時間をどのように減らしていくか考えることが重要です。
実務者研修は、受講時間を十分に確保できれば問題なく取得できますが、正社員として勤務していて日々忙しい人や、家事や育児、介護などで時間がない人の場合、まずは受講時間を確保することが重要となります。
働きながら実務者研修を取得するなら、チェックしておきたい6つのポイントがあります。
それぞれをご紹介しましょう。
無資格の人でもいきなり実務者研修を目指すことはできます。しかし、もしいまあなたが働いているならば、修了まで長時間かかる実務者研修を受講することは負担となるでしょう。
そこで、「初任者研修を先に取得する」という考え方をしてみてはどうでしょうか。
初任者研修を先に修了しておけば、次に実務者研修を受講する場合、初任者研修で受講した130時間が免除されるため、実務者研修を320時間で取得することができます。
費用についても「初任者研修修了者割引」が適用され、無資格者よりも安い費用で受講することができます。
初任者研修から先に受講しても、いきなり実務者研修を受講しても、実務者研修を修了するまでトータルの受講時間は変わりませんが、450時間をすべて受講し終えたあとにようやく有資格者になれる実務者研修に比べ、初任者研修は実務者研修の約4分の1の時間で有資格者になることができます。
介護業界では有資格者になれば、異業種からの転職であっても採用では無資格者より有利になります。
また職場によっては資格手当をもらえる可能性もあるため、給与アップを目指すことも可能です。
働きながらムリなく資格取得を目指したい人なら、初任者研修を先に取得して、その後改めて実務者研修を目指す方法をオススメします。
実務者研修には、通信講座で受講する方法があります。
通信講座だと働きながら実務者研修を取得する場合、仕事から帰宅したあとや休みの日に自分のペースで受講できるため便利です。
ただし実務者研修では、医療的ケアなどの通学必須科目があり、約57~61時間は通学する必要があります。
当サイトで紹介しているスクールの多くは、「通信・通学併用型」ですので、働きながら資格を取得したい人に適しています。 通信講座を最大限に利用して、効率よく資格取得を目指しましょう。
通学必須の科目をどのように通うか検討するにあたり、受講コースを確認しておくことは重要です。
スクールでは、通学講座の授業を土日にまとめて受けられるコースや、毎週固定の曜日の夜間に開講されるコースなどを用意しています。
休みの日にまとめて通学する場合、余暇の時間は少なくなりますが、比較的早く受講を修了することができます。
一方、夜間コースを選択する場合は、休日はしっかり休むことができますが、その分仕事が終わった後に通わなければならないという大変さがあります。
また、1回あたりの受講時間数が短くなるため、資格を取得するまでにかかる期間が長くなってしまいます。
実務者研修は、欠席や遅刻があると全カリキュラムを修了したことにはなりませんので、休まず通えるコースを選びましょう。
前述したように実務者研修はカリキュラムをすべて受けなければなりませんので、通学する日に仕事が入ったり体調を崩した場合は、振替講座を受ける必要が出てきます。
多くのスクールでは振替制度を用意していますが、振替制度の内容はスクールごとに異なります。
スクールには有料で振替できるスクールと無料で振替できるスクールがあります。
どちらが良いというわけではなく、振替講座が有料の場合は、初めから講座費用が安く設定されている場合があります。
反対に振替が無料で受けられる場合は、最初に支払う受講料が高めに設定されていることがあります。
振替制度を利用する可能性が高い人は、無料で振替を行ってくれるスクールを選ぶなど、状況に応じて選択すると良いでしょう。
実務者研修は講座を欠席してしまった場合、別の日に振り替えて出席する必要があります。
その場合、欠席してしまった講座がどの時期に受講できるのか、あるいは姉妹校など別の場所に出向いて受講しなければならないのかなど、振替のしやすさは大切です。
スクールを選ぶ際には振替制度が便利に機能しているのかなど、資料で確認をしたり、実際にスクールの窓口に確認してみたりするとよいでしょう。
実務者研修を働きながら取得する場合は、スクールなどでうたっている「最短6ヵ月」での取得は難しく、10ヵ月~1年程度はかかる可能性があります。
実務者研修自体に、「何ヵ月以内に取らないといけない」という期限はありませんが、スクールごとには受講期限が設定されている場合があります。
働きながら取得する場合を想定して、各スクールの受講期限は長めに設定されていますが、万が一のことを考えて確認しておきましょう。
資格は持っていなくとも、すでにいま介護職員として働いている人であれば、実務者研修を取得することにより、職場への貢献度は確実に上がります。
また職場には、すでに実務者研修と介護福祉士を取得済みの人がいるかもしれません。
そのため実務者研修の取得を目指していると職場に伝え、シフトを調整してもらえるかどうか掛け合ってみることも大切です。
介護業界には資格取得を支援する制度を設けている職場もありますので、資格を取得したいと思ったら相談してみるとよいでしょう。
どんなに資格取得に意欲を示しても、数百時間の講座の受講中には心が折れそうになることもあるでしょう。
そんなときは、キャリアパスとして実務者研修の先には介護福祉士への道がつながっていることを念頭においておきましょう。
実務者研修を取得すれば、介護福祉士の受験条件を1つクリアすることになり、介護福祉士を取得すれば、さらに給与アップにもつながります。
資格を取得すると、介護職員としてレベルアップすることができます。
自分に自信や余裕も生まれて来るため、対応している利用者や入居者に対しても、安心してサポートすることができます。
また仕事への充実感が増すことも期待できます。
このように資格取得には、さまざまな利点があります。
資格取得までは長丁場となりますが、できるだけモチベーションを維持して、資格取得を目指したいものです。
当サイトでは、全国の実務者研修講座を行っているスクールの資料請求を無料ですることができます。
資料にはwebサイトには書かれていない貴重な情報もあります。
お近くに複数のスクールがある場合は、特に紙媒体の資料を請求して比較してみると、それぞれのスクールの違いがわかりやすくなるはずです。
ぜひ、働きながらでも資格取得が目指せる通いやすいスクールを選んでください!
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