介護・福祉・医療資格講座紹介
掲載希望スクール様はこちらケア資格ナビ> 実務者研修ガイド> 実務者研修の通信講座を受ける際のポイント
実務者研修は通信+通学(スクーリング)で受講するスタイルがほとんどで、全20科目(450時間以上)を履修します。そのうち、対面授業が義務付けされている介護過程Ⅲ(45時間)と医療的ケア演習(12時間)以外は、通信講座で学ぶことができます。実務者研修は多くの時間を通信講座で受講できるため、働きながらでも受講が可能です。
ここでは、実務者研修の通信講座で学ぶ内容や、学習の進め方、スクール選びのポイントについて説明します。
保有資格によっては免除される科目があるため、最短で1カ月から取得が可能ですが、進めるペースによって期間に個人差が出ます。
スクールに通って学ぶ部分は6日~10日(1カ月~3カ月)程度あり、開講日程が決まっているので期間を短縮することはできません。しかし通信で自宅で学ぶ部分は、時間を上手に取ることができれば2カ月で終わることもできますし、人によっては4~5カ月かかることもあります。
通信講座の修了認定科目として定められているのは以下の内容です。
科目(通信) | 時間 |
---|---|
人間の尊厳と自立 | 5時間 |
社会の理解 I | 5時間 |
社会の理解 II | 30時間 |
介護の基本 I | 10時間 |
介護の基本 II | 20時間 |
コミュニケーション技術 | 20時間 |
生活支援技術 I | 20時間 |
生活支援技術 II | 30時間 |
介護過程 I | 20時間 |
介護過程 II | 25時間 |
発達と老化の理解 I | 10時間 |
発達と老化の理解 II | 20時間 |
認知症の理解 I | 10時間 |
認知症の理解 II | 20時間 |
障害の理解 I | 10時間 |
障害の理解 II | 20時間 |
こころとからだのしくみ I | 20時間 |
こころとからだのしくみ II | 60時間 |
医療的ケア | 50時間 |
合計 | 405時間 |
実務者研修スクーリング(通学)について知りたい人はこちら>>
保有資格による免除科目が知りたい人はこちら>>
※一部のスクールでは修了試験が実施されます。
通信講座は、紙のテキストで学習を進めるスクールの他、WEB学習やeラーニングを導入しているスクールもあります。WEB学習やeラーニングでは、自分のパソコンやスマホ、タブレットなどで、時間や場所を気にすることなく学習を進めることができます。
問題を解くとその場で回答や解説を見ることができ、何度でも問題にチャレンジできるので、知識が定着しやすいでしょう。
課題を郵送で提出する手間もないので、効率よく受講することが可能です。
実務者研修を取得するためのポイントは計画的なスケジューリングにあります。6カ月という期間の中で上手に学習を進めるには、自分のライフスタイルに合わせて通信講座や通学講座を選択することが重要になります。
通学講座は、スクールの立地条件はもちろん、講座の開講日程や時間が自分の予定に合っているかをしっかり確認しましょう。
通信講座は自分のペースで進めることになるので、自分が学習しやすい講座を選ぶことが大切です。場所や時間を問わず学習できるWEB学習やeラーニングを選択したり、メールや電話で学習のアドバイスをもらえるスクールを選ぶのも良いでしょう。
どのスクールも基本的には学習内容は同じですが、スクールごとに講座費用が異なるように特色もさまざまです。通信講座、通学講座ごとに選ぶ際のポイントをまとめてみました。
いかがでしたか? 複数のスクール資料から、それぞれの講座のチェックポイントを確認してみてくださいね。