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ケア資格ナビ> 実務者研修ガイド> 実務者研修は落ちることがあるの?取得難易度や落ちないためのポイントを紹介!
実務者研修は、介護福祉士国家試験の受験要件でもある資格です。そのことから、介護の現場で働く多くの方が取得を目指しますが、なかには「落ちてしまうのでは?」と不安になる方もいるのではないでしょうか?
この記事では、「実務者研修は落ちるのか?」「取得する難易度は高いの?」などの疑問についてお答えしていきます。
確実に取得するためのポイントもご紹介しますので、実務者研修資格の取得を目指す参考にしてください!
基本的にまじめに受けていれば、ほぼ100%で合格することができ、難易度は高くありません。
実務者研修は初任者研修のように、修了試験の実施は義務付けられていません。ですので「修了試験に落ちて資格を取得できなかった」ということはないと言って良いでしょう。
ただし、スクールによっては独自の修了試験を行うこともあります。その場合でも、基本的には理解度を確認するための試験となりますので、不合格にしてふるい落とすようなことはありません。
もしも合格点に達しなかった場合でも、理解できていないところを復習した後に合格できるまで追試を行ってもらえるでしょう。
スクールによっては、課題や実技試験にも合格点を設定しています。こちらも不合格だった場合でも、合格できるまで追試を受けることができるようです。
実務者研修は、試験に落ちて取得できないケースはほぼないといって良いですが、それでも取得できなかったという方がまれにいるようです。
それは、途中で受講をやめてしまったケースです。
実務者研修は他の介護資格を持っていない方の場合、450時間以上の研修を受ける必要があります。
受講時間が短くはない資格ですので、途中で講座を受けなくなってあきらめてしまう方がまれにいるようです。
保有資格 | 受講時間 | 受講期間 |
---|---|---|
なし | 450時間 | 約6カ月 |
介護職員初任者研修 | 320時間 | 約4カ月 |
ホームヘルパー3級 | 420時間 | 約5ヶ月 |
ホームヘルパー2級 | 320時間 | 約4カ月 |
ホームヘルパー1級 | 95時間 | 約2カ月 |
介護職員基礎研修 | 50時間 | 約1カ月 |
無資格の方でいきなり実務者研修を受講することに不安がある方は、先に介護職員初任者研修を受講しておくのも手です。
6カ月の受講期間が4カ月になりますので、時間的な負担は軽くなります。
また、スクールによっては受講期限を3年まで可能にしていたり、病気などで通えない場合は休学したり期限の延長ができるところもあります。
そのようなスクールを選ぶことで、「終わらないうちに、期限がきてしまった……」ということをできる限り回避することも可能です。
「実務者研修に落ちたらどうしよう……」と心配していたあなたに、ここからは実務者研修を途中であきらめることなく確実に取得するためのポイントをご紹介しましょう。
実務者研修取得を目指す方の多くは、既に介護職員として働いている方も多いでしょう。仕事に対する勉強は、その職場に対しての貢献度もあがるため、多くの施設はシフトの調整などで協力してもらえる可能性があります。
職場によっては資格取得支援の制度が整っている場合もあります。
実務者研修は介護資格を持たない方は450時間以上(約6カ月間)の講座を受けることになります。
数カ月の間、コンスタントに学習を続けるポイントは、無理のない計画を立てることです。
「仕事がある日は少なめにして、休みの日は多めに学習する」など、余力を残す範囲で具体的に計画を立てると、スムーズに学習を進められるでしょう。
わからない箇所が出てきたときはそのままにせず、スクールの質問サポートを利用するなどして必ず解決しておきましょう。
提出課題に間違いがあった場合も、しっかりと復習をしましょう。理解度テストがあるスクールもありますので、間違いを復習することで理解度テストの合格につながります。
実務者研修を無事に修了するには、スクール選びも大切です。
実務者研修は通常「通信+通学」併用の講座になっており、通信で学ぶ時間も長い研修です。
例えば1人で学習を続けることに自信がない方は、定期的に連絡をくれるような学習サポートがしっかりしたスクールを選ぶと良いでしょう。
実務者研修はスクールに通うことが必須の科目もありますので、自分に合いそうな雰囲気のスクールを選ぶのもポイントです。
「実務者研修を確実に取得するポイントは?」でも軽くお伝えしましたが、実務者研修を無事修了するには、スクール選びは大切です。
こちらではスクールを選ぶときのポイントを、もう少しくわしくご紹介していきましょう。
実務者研修を受講する方の多くは働いている方です。
など、仕事に差し支えないかどうかをまずは確認しておきましょう。
急な仕事や用事でどうしても行けない日がでるかもしれません。振替授業が利用しやすい仕組みか、無料でできるかも確認しておくと良いでしょう。
実務者研修は通信学習(自宅学習)が400時間以上あります。1人で学ぶ時間も多い研修ですので、疑問があったときに質問しやすい体制になっているかを確認しておきましょう。
学ぶ際に、熱意のある講師や尊敬できる講師に出会えると、モチベーションが上がったり、その後の仕事のコミュニケーションに役に立つこともあります。
多くのことを吸収できるチャンスにもなりますので、どんな講師が在籍しているかも要チェックです。
どれも、資格を取得したいという気持ちが欠けていると感じられる理由のようです。
「実務者研修を取得したい」という明確な意思があれば、上記のようなことはおそらく起こらないでしょう。
取得の目標に向かって真面目に取り組んでさえいれば、実務者研修は取得できます!
実務者研修は、資格を取得したい意志がきちんとあれば、何か大きなトラブルなどがない限りは、あきらめてしまう心配もほとんどない資格です。
多くの方が働きながら取得を目指していますので、スクールも忙しい方に配慮したコースや制度を用意しています。
計画を立ててコツコツと取り組めば、あなたの目標通り資格を取得できるでしょう。
「最後まで受講できるか心配……」という方は、スクールで出会う仲間や講師と励まし合いながら取得を目指すのも良いかもしれません。
あなたのモチベーションを維持できそうなスクールを見つけるために、資料を複数請求して検討してみてください。
ケア資格ナビも、あなたの資格取得を応援をしています!