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認知症との向き合い方

Mukiaikata

認知症ケアにみんなで取り組んでみよう

世界でも長寿国として名高く、平均寿命が長い日本ですが、家族が年老いてくると「認知症」のことが気になります。認知症は脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったりして、記憶障害などの症状が表れてきますが、本人は今までできたことができなくなってしまったと自信を喪失してしまい、心理的にもダメージのある疾病です。そのままの状態に放置してしまうと、やる気が出なくなり、生きていく意欲さえ欠けてしまう場合があります。

認知症は本人に対するケアはもちろん大切ですが、本人を見守る家族が気を付けなければいけないこともあります。認知症が進行しないように、まずは家族や本人を含め、どのような日常生活を送ったらよいかを考えてみましょう。

健康的な生活習慣を!

近年の認知症と生活習慣との関連を調べる研究報告の中では、(1)適度な有酸素運動をする(2)魚や野菜、果物をバランスよく食べて(特にポリフェノールの摂取)抗酸化作用を促す(3)読書などの頭を使う習慣をつける(4)趣味などの生きがいを持つ、などのことが身体や脳に刺激を与え、認知症になりにくい習慣と報告されています。その他には日ごろから時間にゆとりを持って睡眠をたっぷりととり、ストレスのない生活習慣を心がけましょう。

健康的な生活習慣を身につけると、認知症予防をもたらすだけでなく、生活習慣病の予防にもなります。自分ならどのようなことから始められるか、生活を見直してみましょう。

家族が認知症かな?と思ったら…

それでは、家族が認知症かな?と思われるような行動をとったらどうしたらよいのでしょうか?認知症の診断は難しく、検査が必要です。まずは専門の医療機関を受診しましょう。認知症と診断されたら、自治体の窓口や保健センター、地域包括センターなどに問い合わせると地域における介護サービスの情報や高齢者の生活にまつわる相談を受けることができます。困っていることがあったら、一人で悩まずに悩んでいることを専門の相談員に話をして問題を解決しましょう

認知症と診断されたら、家族のやるべきこととは

専門の医療機関を受診したら、介護が必要な状態かどうかを判断してもらうため、自治体の窓口に行き、申請します。介護認定の判定を受けられるかどうか、専門の調査員が家庭などを訪問し、本人の心身の状態を確認します。要介護度別の状態区分は要支援1、2と要介護1~5まで7つのレベルに分かれており、介護認定を受けたあとは本人に合った介護サービス計画書を作成してもらい、介護サービスの利用開始となります。

介護サービスは介護の状態によって内容は異なります。本人が困っていること、やりたいこと、家族が困っていること、手伝って欲しいこと、などを中心に上手に利用しましょう。認知症はとても身近な病気で、付き合っていかなければならないことがあります。元の状態に戻せないケースもありますので、家族だけで向き合うのではなく、社会全体での見守りが必要です。日々の暮らしを大切に、みんなで認知症と向き合っていきましょう。

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