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介護の面接対策をするなら! 絶対に押さえておきたい5つの質問

Mensetsu Taisaku

介護業界の面接試験ってどんな対策をすればいいの?

介護の仕事では、介護職員と利用者がコミュニケーションを取ることが重要です。そのため、コミュニケーション能力を図る手段として面接試験に力を入れている事業所は多く、きちんとした対策を取ることによって一気に内定が近づくことができます
とはいえ、自分を必要以上に大きく見せたり、偽りの返答をしてしまうと、実際に働いてからミスマッチに苦しむことになります。
ありのままの自分の良さや、志望理由を面接先にアピールするにはどうしたらよいのでしょうか。介護業界で転職するまでの道のりを順番に見て行きましょう。

目次
  1. 求人広告を探そう
  2. 応募電話のかけ方
  3. 履歴書に自己PRと志望動機を記入しよう
  4. 面接当日の服装を決めよう
  5. 会場への行き方を調べよう
  6. 当日の持ち物を確認しよう
  7. 面接の基本マナーを確認しよう
  8. 面接でのコミュニケーションのポイント
  9. 面接でよく聞かれる5つの質問とその対策

求人広告を探そう

求人広告を探す方法はいくつかありますが、およそ以下のような手段で見つける人が大多数を占めています。

求人広告の探し方
  • 求人誌を見る
  • 求人サイトで探す
  • 人材紹介でコンサルタントに探してもらう

あなたが就職先や仕事に求めることはどんなことですか?
子育て中なので日勤で仕事をしたいという人や、時間を問わずどんどん稼ぎたい人など、人によって求める条件はさまざまだと思います。
まずは自分の求める条件を整理し、今の自分に適した求人を見つけ出すことが、内定獲得への第一歩と言えるでしょう。

●就職先の選び方について迷ったら
>>訪問介護と施設介護、働くならどちらがオススメ?

応募電話のかけ方

働きたい事業所が見つかったら、採用担当者へ応募の電話をかけましょう。
介護事業所では、現場の介護スタッフが採用担当者を兼任しているケースが多いので、お昼時や送迎中など、多忙な時間帯に連絡するのはNGです
また、施設によっては書類選考を行う前に、面接の日程を決めてしまう場合もあります。そのため、向こう1~2週間分の予定を確認できる資料や、メモと筆記用具を手元に用意しておくようにしましょう。

電話応募の基本フレーズ(参考)
「お忙しいところ恐れ入ります。私は○○と申します。○○○(求人誌・求人サイト名)の求人広告を拝見し、ぜひ採用試験に応募したいと思いご連絡いたしました。採用担当の××様(または「採用ご担当者様」)はいらっしゃいますでしょうか?」

履歴書に自己PRと志望動機を記入しよう

面接官が面接の際に、その人物が信頼できる人物であるか、うそをつかない人物であるかを見極める判断基準のひとつとして、「発言内容の一貫性(矛盾がないこと・筋が通っていること)」が上げられます。
例えば、冒頭で「いろいろな仕事を経験してキャリアアップしたい」と言っていた人が、面接の終わりに「週1日しか勤務できません」と言っていたら、採用担当者は「この人にはどんな仕事を任せたらいいんだろう?」と困ってしまいますね。
大切なのは、求職者と事業者の求める要素が合致することです。求人広告からどのような人材が求められているかを読み取り、自分を無理なく重ね合わせることができれば、面接は成功しやすいと言えるでしょう。
ここでは採用後のミスマッチが発生しないように、事前に確認しておきたいポイントをいくつかまとめてみました。

1)自己分析について
  • あなたが転職によって達成したいことは何ですか?
  • あなたは何を経験してきて、これから何をしたくて、将来どうなりたいですか?
  • あなたがこれまでの仕事でやりとげたこと、人材としての強みや弱みはありますか?
2)応募先の事業所について
  • 応募先の事業所はどのような理念を持っているのか
  • 事業所の特徴は何か
  • 今回の採用でどのような人を求めているのか

上記のポイントをもとに、なぜその事業所に興味を持ち働きたいと思ったのか、自分がその職場でどのように活躍したいのかを整理しておくと良いでしょう。

●履歴書の書き方や志望動機・自己PRに迷ったら
>>要チェック!介護の履歴書、正しい書き方

面接当日の服装を決めよう

見事書類選考を通過した、あるいは面接の日程が決まった人は、早めに面接当日に向けた準備を進めましょう。
介護業界では比較的カジュアルな服装で面接に臨む人もいますが、採用試験では第一印象が肝心です。
面接官にあなたの真摯な態度が伝えられるよう、守っておきたいポイントをまとめました。

正社員希望で応募する場合

年齢や季節・性別を問わず、スーツを着用することをおすすめします。

パート希望で応募する場合

こちらは特に服装に関する注意事項がなければ、スーツでなくても構いません。
ただし、きちんとした清潔感のある服装を心がけるようにしましょう。
また、夏でも室内では落ち着いた色のジャケットを着用するようにしましょう。

チェックポイント
  • スーツや服、靴は汚れていないか?
  • 服にしわが寄っていないか?
  • ストッキングや靴下に穴はないか?
  • 髪型は清潔感があるか?(長い場合は結ぶのがベター)
  • ネクタイは汚れていないか? 曲がっていないか?(男性)
  • ひげを剃っているか?(男性)
  • アクセサリーはつけすぎていないか?(女性)
  • メイクは派手すぎないか?(女性)

会場への行き方を調べよう

介護事業所は駅前ではなく住宅街に入り組んでいることも多く、わかりにくい場所に立地している可能性があります
当日道に迷って遅刻してしまわないように、あらかじめ会場の所在地を確認しておきましょう。
車で行く場合は駐車場の有無も確認し、渋滞が起こることも想定した上で、余裕のある時刻に出発するようにしましょう。

当日の持ち物を確認しよう

面接当日に履歴書や職務経歴書を提出する場合は、書類が汚れたり折れたりしないように、クリアファイルや封筒に入れて持ち運びましょう。
事前に書類を郵送する場合は予めコピーを取っておき、面接前に目を通して発言に矛盾が生まれないようにしましょう

持ち物の一例
  • 履歴書
  • 職務経歴書
  • 筆記用具
  • メモ帳
  • 印鑑
  • 面接場所の住所や連絡先
など

面接の基本マナーを確認しよう

面接の際には遅刻するのはもってのほか、早く着きすぎてもマナー違反になるので注意が必要です。目安としては5~10分前に着くようにすると良いでしょう。
早く到着しすぎてしまうと、担当者が不在だったり、面接用の部屋が空いていないといったトラブルが発生し、迷惑をかけてしまうことがあります。
10分以上前に到着してしまったときは、近くで時間を調整すると良いでしょう。

また、電車が遅れるなどといった事情で、やむを得ず遅刻してしまいそうな場合は、必ず先方に連絡を入れるようにしましょう。
面接会場へ到着し待機している間も、面接担当者に見られている可能性があります。姿勢を正しくし、スマホなどは見ないようにしましょう。

チェックポイント
  • 面接時間の5~10分前に着くように! 早すぎてもNG
  • 待機時間も姿勢正しく静かに待つ
  • 携帯電話の電源は切るかマナーモードにしてカバンの中へ

面接時の基本的な態度

たとえ一言一句同じ言葉を話していても、明るい表情で話している人と、暗い面もちで話している人では、受け取られる印象が変わってくるものです。
「せっかく良いことを話しているのにもったいない!」と思われてしまわないように、好印象を与えやすい態度を確認しておきましょう。

心掛けたい言動

  • 話し方は丁寧にはきはきと
  • 相手に視線を合わせやさしい表情で
  • 話は簡潔に
  • 説得力のある志望理由を伝える
  • 仕事内容について質問する

避けたい言動

  • くだけすぎた話し方をする
  • 前の職場の不満を言う
  • 労働条件や待遇面の話ばかりする
  • 第一志望でないそぶりを見せる

面接の基本のマナーを押さえたら、併せて見ておきたいのが面接中の一連の流れです。
緊張しすぎておかしな行動をとってしまった……といったことにならないよう、流れを確認してシミュレーションをしておきましょう。
正しいマナーと落ち着いた振る舞いが、好印象につながります。

面接の流れ
  1. 【入室】軽くドアをノックし、入室の際は「失礼いたします」と声を掛ける。
  2. 【座る場所】待つ場合は下座の席の横に立って待つ。出入口から一番奥の席が上座。出入口に近い側の席が下座です。「座ってお待ちください」と言われたら座る。
  3. 【挨拶】採用担当者が入室したら、「本日はよろしくお願いいたします。」と立って挨拶する。
  4. 【座るタイミング】「どうぞお座りください」と言われたら着席する。
  5. 【荷物の場所】カバンは足元に、コートは背もたれに置く。
  6. 【退室の仕方】「ありがとうございました」と挨拶し、退室前に「失礼いたします」と声を掛けドアを静かに閉める。

面接でのコミュニケーションのポイント

介護の仕事と同じように、面接もまた人対人によるコミュニケーションです。
相手の気持ちを汲み取り、適切な答えを返すことによって、おのずと円滑な会話が成立します。
具体的にどんなところに気を付ければ良いか、重要なポイントをご紹介しましょう。

面接官の質問には意図に沿った返答をする

面接官の質問に対し、ちぐはぐな回答をしてしまうと、「この人と一緒に仕事をしても大丈夫だろうか」と心配されてしまうことがあります。
面接官から質問を投げかけられたら、「なぜそれを聞いているのか」「相手がどのような返答が欲しいのか」を考えて、的確に答えるように意識すると良いでしょう。

また、質問に対して結論から答えるようにすると、回答のゴール地点が定められるので、矛盾が生じにくくなり、面接担当者にも話の意図が伝わりやすくなります

面接担当者の立場を考える

面接担当者が社長なのか上司なのか人事部なのか、その立場によって応募者への視点が変わります。
上司のときは共に仕事をする可能性が高いので、「この人と一緒に働きたい、この人なら仕事を任せられそうだ」と思われれば成功と言えるでしょう。
面接担当者が社長のときは、共に仕事をする可能性は低いので、職場にどのくらい貢献できるのか、職場にどのような良い影響を及ぼすのかが伝わると良いでしょう。

書類にはない部分も伝える

履歴書に書かれていることや、用意してきた回答をそのまま読み上げてしまうと、返答内容が機械的になってしまうばかりか、あなたの人物像が広がらないまま面接時間が終わってしまいます。
履歴書に書いたことを踏まえた上で、書類だけでは書ききれなかったあなたの仕事ぶりを、あなたの人柄が滲み出るような自然さで表現できると理想的です。

面接でよく聞かれる5つの質問とその対策

最後に、面接時によく聞かれる定番の質問と、悪い回答例・良い回答例をまとめておきました。
これらの例を参考に、あなたの経歴や長所、そして「ここで働きたい!」という意欲を伝えられるような、オリジナルの回答を作成してみてください。

Q1.当事業所への志望理由はなんですか?

<悪い例>

家から近く、未経験でも働けそうだと思ったので応募しました。前の職場では小さい子どもがいたためシフトが破綻してしまったのですが、ここならある程度融通がきくのではないかと思いました。子どもの養育費の足しにしたいので、今すぐにでも働きたいと思っています。

<回答例>

御社のホームページを拝見しまして、ご利用者様を第一に考えて心を込めたケアをしようとする理念に大変魅力を感じました。前職の介護施設での経験をいかしながら、私も御社でご利用者様の気持ちに寄り添った介護をしたいと思い、応募いたしました。

<ポイント>
「この事象所で働きたい」という熱意が伝わるように、応募先の事業所の情報を収集し、応募した理由をしっかり答えられるようにしましょう。これまでの経験を新しい職場でどのように生かせるかを盛り込んで伝えられると良いでしょう。

Q2.あなたの経歴を教えてください。

<悪い例>

昔、半年ほど近所の老人ホームで働いていたことがあります。とにかく毎日忙しく、詳しいことはあまり覚えていないのですが、また仕事を始めたら色々思い出すと思います。この職場では研修があるとのことでしたので、先輩から色々教わりながら頑張ってみたいと思います。

<回答例>

3年間介護付き有料老人ホームに勤務していました。1階フロアの10名の担当として、食事介助、身体介護、入浴介護などの業務を行いました。無資格で働き始めましたが、有料老人ホームで働いているうちに入居者様により良い介護を行いたいと思うようになり、働きながら初任者研修の資格を取得しました。

<ポイント>
経歴を簡潔に説明し、その中でスキルアップしたこと、頑張ってきたことなどを伝えられると良いでしょう。

Q3.前の職場の退職理由を教えてください。

<悪い例>

上司の性格が気難しく、数ヵ月で何人ものスタッフが入れ替わるような職場でした。給料もそこまで高いわけではなく、仲の良かった利用者の方も別の施設に移ってしまったので、同じ施設で働き続ける意味が見出せなくなり、転職しようと思いました。

<回答例>

自分自身がスキルアップできそうな環境があると知り、前職の退職を決意しました。御社のように介護福祉士としての能力を評価するシステムが整った会社で、自分がどれだけ成長できるか挑戦したいと思ったからです。

<ポイント>
前の職場の不満や批判を口にするのはNG。「待遇も良くないし成長できない」という不満があったとしても、回答例のように前向きな言葉に置き換えて伝えましょう。

Q4.残業や夜勤は可能ですか?

<悪い例>

前の職場で体調を崩してしまったので、夜勤からは外してもらいたいと思っています。残業も18時までは可能だと思いますが、それ以降となると難しいです。

<回答例>

小学生の子供がいますので、今の時点では夜勤は難しいです。残業は多少なら可能です。4月になれば子供が中学生になるので、夜勤も対応できるかと思います。

<ポイント>
できない場合は理由を簡潔に補足すると良いでしょう。

Q5.何か質問はありますか?(逆質問)

<悪い例>

毎週水曜日に習い事があるのですが、その日は確実にお休みを取らせていただくことは可能でしょうか? また、福利厚生にテーマパークのチケットが貰えると書かれていたのですが、家族の分は含まれるのでしょうか?

<回答例>

社内研修があると記載されていましたが、期間や内容を教えていただけますか? 仕事に慣れたころに介護福祉士の資格を目指したいと思っていますが、資格取得支援制度の利用に条件などはありますか?

<ポイント>
応募先に興味を持ってしっかり調べていると分かるような回答がベター。スキルアップの熱意が伝わるとなお良いでしょう。給与や条件を聞く際は、それらばかりの質問になると「権利ばかり主張する人」という印象を持たれてしまうこともあるので、他の事柄とバランスよく質問しましょう。

さいごに

この記事では、求人広告の探し方から面接対策までの流れを追ってみました。求職試験の一連の流れはイメージできましたでしょうか?
冒頭でもお伝えした通り、ありのままのあなたと応募先の事業所のニーズが合ったときにこそ、良い転職につながります。マニュアル通りのありがちな返答や、本音とかけ離れた発言をすると、ミスマッチに繋がってしまいがちです
事前にしっかりと下調べを積み、面接対策をすることができれば、自信をもって採用試験に臨むことができ、明るくはきはきとした表情で答えることができるでしょう。
あなたの転職がうまくいきますよう、ケア資格ナビスタッフ一同応援しております!

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