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掲載希望スクール様はこちらケア資格ナビ> 特集記事> 高齢者にもたらすハンドマッサージの癒し
介護サービス施設では、高齢者がより快適に生活を楽しめるようにさまざまなプランを用意しています。ある施設では、サービスのひとつとして「ハンドマッサージ」を取り入れています。
こちらの記事では、ハンドマッサージを受ける高齢者の様子を中心に、その効果などについて紹介します。
ハンドマッサージの施術は日常的な食事、レクリエーション、お風呂など日々の生活の合間を見ながら個々に応対しています。ラウンジでは、介護職員と高齢者が季節の行事に合わせた手作業を行う中、ハンドマッサージの施術者は施術をする高齢者の体調やその日の調子などを聞いて、笑顔で会話します。座ったまま施術することができるので、高齢者も気楽に受けることができます。
施術者は手にオイルを塗り、相手の手先から肘のあたりまで、心臓に向かってオイルをのばすようにマッサージしていきます。オイルはアロマオイルを使用することもありますが、強い香りが苦手な人もいるので普段は無臭のオイルを使用します。
手にはたくさんのツボがあり、ツボを刺激する効果により、不調の改善も期待できます。オイルはマッサージの効果により身体の中まで浸透するので、血行も良くなります。
ハンドマッサージを行うと、施術する人とされる人の双方に幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌されると言われています。セロトニンは精神を安定させる作用のある大切なホルモン。身体機能の衰えによって、セロトニンが不足しがちな高齢者などには特に効果的です。施術に慣れた人は、毎回ハンドマッサージのサービスを楽しみにしています。
開始時には何気ない表情だった人も、10分ほど経過してくるといつしか口角を上げ、表情も穏やかに変わっていきます。繰り返しマッサージすることで、手指は温まり、頬も赤らみます。施術者の穏やかな問いかけにより、コミュニケーションはさらに活発になっていきました。
施術者が高齢者と会話しながら感じたことは、施術後に介護職員に伝えます。リラックスしたときならではの本音を聞くことができるので、コンディションをつかむ大切な時間にもなります。ハンドマッサージは、癒しだけでなくコミュニケーションのひとつとも言えるのです。
いつでもどこででも施術可能で、自分にもできる「ハンドマッサージ」は大変手軽に癒しの時間を作れます。そして、癒しをもたらしてくれるのはハンドマッサージだけではありません。
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