ケア資格ナビ> 特集記事> 介護・福祉関連のコラム記事> 厚生労働省が動画配信している、介護施設のコロナ対策とは?
日本で新型コロナウィルス感染症の流行が始まってから、およそ1年余りの年月が過ぎました。
医療体制のひっ迫、経済への影響などが話題を集める中、介護事務所でのクラスター発生もたびたび議論を醸しています。
そもそも介護事業所は、重症化リスクの高い高齢者が多く利用しており、さらに身体に直接触れる機会も多いため、非常に感染リスクの高い現場と言えます。
高齢者施設で働いている介護職員にとっては、利用者や家族の安心のためにも、感染リスクを最小限まで抑えた介護の徹底が喫緊の課題です。
こうした社会情勢を受けて、厚生労働省は効果的な感染症対策を広めるために、動画形式の研修教材を配信しました。
どの動画も10分程度の短いもので、空き時間を利用してスマホで閲覧することもできます。高品質なコンテンツが無料で利用できるということもあり、幅広いサービス形態の事業所から注目が集まっています。
サービス形態ごとに異なる単元が用意されており、動画は今後も随時追加されてゆく予定です。
上記の研修動画には、それぞれ対応したPDF資料も用意されており、ダウンロードして参照することができます。
最後に、動画を閲覧できるページをご紹介します。
介護職員にもわかりやすい感染対策の動画まとめページ>>
(外部サイト:厚生労働省)
訪問介護員と介護老人福祉施設(特養)に分かれていますので、自分の働く施設に関わりの深い動画を閲覧してみてください。
動画で学んだことを通じて感染対策を徹底し、利用者やそのご家族に安心して利用してもらえる事業所を目指しましょう!