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「ケアマネ」「介護福祉士」「社会福祉士」それぞれの違いは?

Shikaku Chigai

介護業界にはさまざまな資格を持つ人たちが活躍しています。その中でもケアプランの作成などを行うケアマネージャー*は、介護業界の中でも求人の需要が高いため、多くの人がキャリアアップの目標として注目しています。そして資格取得を考えたとき、同時に介護福祉士や社会福祉士の資格が気になる人も多いのではないでしょうか。
こちらの記事では「ケアマネージャー(以下ケアマネ)」「介護福祉士」「社会福祉士」、それぞれの資格の違いについて紹介していきたいと思います

まずは介護福祉士・社会福祉士・ケアマネの資格概要を見ていきましょう。

介護福祉士 社会福祉士 ケアマネ
資格種別 国家資格 国家資格 公的資格
合格率 70.8%(2017年度) 30.2%(2017年度) 21.5%(2017年度)
最短期間* 3年 4年 5年

* 受験資格を得られるまでの最短期間。

これらの資格の中で合格率が高いのは介護福祉士、受験資格を得られるまでに時間がかかるのはケアマネです。合格率から考えると比較的取り組みやすい資格は「介護福祉士」、難易度が高い資格は「社会福祉士」「ケアマネ」ということが言えるでしょう。

* 「ケアマネージャー」の表記について:厚労省や地方自治体による文書では「ケアマネジャー」が正式な表記とされていますが、当サイトでは、現在一般的に使用されていることから「ケアマネージャー」を使用しております。

介護福祉士と社会福祉士の違いは?

仕事の違い

介護福祉士や社会福祉士は介護や福祉業界で活躍する国家資格ですが、業務内容は異なります。介護福祉士は主に介護施設などで介護職員として、直接的に利用者への介助業務や生活援助を行う他、サービス提供責任者や生活相談員として介護計画書を作成する人もいます。サービス提供責任者や生活相談員は、自治体や事業所の種類によって要件が異なりますので詳細は確認が必要です。

サービス提供責任者について詳しくはこちら>>
生活相談員について詳しくはこちら>>

対して社会福祉士は介護サービスを利用する人の他、日常生活に支障をきたしている人に対しての相談援助業務を行います。利用者の介護保険関係の書類作成などデスクワークの他、窓口対応や利用者の定期訪問、モニタリングなど、一日の中では移動も多い仕事です。

資格の違い

介護福祉士も社会福祉士も更新制度はありません。介護福祉士は資格を持っていることでサービス提供責任者や生活相談員になることができます。
社会福祉士は病院などでソーシャルワーカーとして働くことができ、高齢者施設や障がい者の福祉施設などでは生活相談員や支援相談員として働くことができます

受験資格の違い

介護福祉士の受験資格を得るには、実務経験ルート、福祉系高校ルートや養成施設ルートなどがあります。3年以上の実務経験を経て受験する実務経験ルートの場合は、実務者研修の修了が義務付けられています

最短3年で受験資格の得られる介護福祉士に対して、社会福祉士の受験資格は幅広く、例えば福祉系大学等(4年)の指定科目を履修して卒業する場合、受験資格を得るには最短でも4年以上の月日がかかります。社会福祉士を受験するには、さまざまな受験資格があるので確認が必要です。

社会福祉士について詳しくはこちら>>

ケアマネと社会福祉士の違いは?

仕事の違い

ケアマネは主に介護サービスが必要な人を中心に業務を行います。利用者が適切な介護サービスを受けられるようケアプランを作成し、介護サービスの利用によって利用者が日常生活を快適に過ごせているかどうかを見極めるモニタリングを継続的に行います。
対して、社会福祉士は「高齢者」「児童」「家庭」「障害」など、幅広い分野の人を対象とし、高齢者虐待や権利擁護の問題など、さまざまな理由により日常生活で困難をきたしている人に解決策を講じます。介護予防教室などの運営もあり、地域の団体や公的機関と連携を図ることもあります。

ケアマネも社会福祉士も書類作成などのデスクワーク、利用者宅への訪問、関係機関への連絡調整業務があります。どちらも利用者のより良い生活のために、バランスをとる役割を果たします。

資格の違い

ケアマネは都道府県の認定による公的資格で、5年ごとに更新が必要です。社会福祉士は国家資格で更新制度はありません。

受験資格の違い

ケアマネージャーの試験を受けるためには法定資格や相談援助の業務に、5年かつ900日以上従事していなければなりません。
対して、社会福祉士の試験を受けるためには福祉系大学等(4年)の指定科目を履修して卒業することが一般的ですが、他にも受験資格が多数あります。福祉系大学や短大で基礎科目のみの履修で卒業した場合には、相談援助業務に従事した上、短期養成施設や一般養成施設等の課程を修了していることが必要です。この他にも受験資格はいくつかあるので、確認してください。

参考:社会福祉振興・試験センター

ケアマネと介護福祉士の違いは?

仕事の違い

ケアマネは主に介護サービス利用者のケアプランの作成、相談援助業務、関係機関への連絡調整などを行います。
対して介護福祉士は介護職員として働く場合は、利用者への身体介助や生活援助を行います。サービス提供責任者や生活相談員としての働く場合には、介護職員としての仕事の他に、通所介護計画書や訪問介護計画書の作成などの事務的な仕事の他、利用者請求業務などを行う場合もあります。

資格の違い

ケアマネは都道府県の認定による公的資格、介護福祉士は国家資格です。ケアマネは一定期間の実務に従事し、主任介護支援専門員研修を受講することにより、「主任ケアマネ」になることができます。2021年度からは居宅介護支援事業所の管理者の要件が主任ケアマネに限定されるので、大変ニーズのある資格です。
一方、介護福祉士は介護職員として働ける他、サービス提供責任者や生活相談員になることができます。

受験資格の違い

介護福祉士の受験資格を得るには、最短で3年以上の実務経験が必要です。
一方、ケアマネの受験資格は法定資格や相談援助の業務に、5年かつ900日以上従事していることが必要です。現在、介護職に従事している人は国家資格である介護福祉士を取得し、実務経験を積んでケアマネを目指す形が自然なステップアップルートとなっています。

介護福祉士について詳しくはこちら>>

Topics:もっとスキルアップ!
介護業界は経験に応じてスキルアップできる世界です。これまでの経験に幅を広げるためにも、介護福祉士として働いている人はケアマネに、ケアマネとして働いている人は、社会福祉士の資格取得に目を向けてみてはいかがでしょうか?ケアマネの業務は社会福祉士の受験資格の1つである「相談援助業務」に値します!
社会福祉士の資格を持っている人が、ケアマネの資格を取得することも可能です。普段から介護サービス事業所などで社会福祉士として仕事をしている人は、ケアマネ試験に頻出する内容と共通する業務を行っていることが多いので、ケアマネ試験の受験対策にスムーズに入れるでしょう。

ケアマネを目指すルート

「ケアマネージャー」「介護福祉士」「社会福祉士」は、それぞれ活躍の仕方も受験資格も異なります。それでも、どの職種も介護業界で必要とされている職種です。
あなたが無資格で介護職に従事していたとしたら…まずは国家資格である介護福祉士の資格を取得して、ケアマネを目指すルートも良いでしょう。

介護業界で求められる人材は、やはり資格取得者です!常に学ぶ気持ちを忘れずに、自分に合ったルートで上手にスキルアップをしていきたいですね!

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