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土地家屋調査士とは

土地家屋調査士とは

土地家屋調査士とは、土地や建物の権利者などから依頼を受け、どのように利用されているかや測量を行い、不動産表示に関する登記を行うことができる資格です。
不動産は私たちの身近で大切な財産です。
何事もなく取引が行くよう正確な測量、地道な調査、登記申請まできめ細やかな品質を保持し、法令を遵守し、公正かつ誠実な対応が求められます。

土地家屋調査士はどんな場面で役に立つの?

土地家屋調査士は不動産事務所や、関連会社で働くことが大半です。
雇用形態については不動産会社の正社員や派遣会社からの契約社員となる場合や、個人で活動を行いフリーランスで請け負うスタイルをとることもできます。
法律を扱う場合が多く、行政書士や司法書士の資格を取得して独立するケースも多数あります。

土地家屋調査士の将来性は?

土地家屋調査士は不動産関連の登記に必要な資格で、絶対数も少ないことから需要はかなり高いといえます。
これから更なる高齢化社会を迎えますが、就業の年齢制限が設けられていない為、土地家屋調査士は生涯の職業に繋げることもできます。

土地家屋調査士の収入は?

土地家屋調査士として補助的に業務を行ううちは収入も一定ですが、大手マンション業者との人脈を構築し、そのエリアの既得権を握った調査士になることで収入が増える可能性があります。

土地家屋調査士の取得方法

土地家屋調査士を取得するには法務省が実施する土地家屋調査士試験に合格し、都道府県に設立された「土地家屋調査士会」へ入会し、「日本土地家屋調査士会連合会」の土地家屋調査士名簿に登録を行いますと、資格取得となります
測量士、測量士補、一級建築士または二級建築士 の資格を持つ方は、本一次試験 項目(3) において、試験に合格するか同等以上の知識及び技師を有する者として、法務大臣が認定した場合に限り、免除になることが場合があります。

土地家屋調査士試験・資格データ

合格率 8.8%(平成26年度)
受験資格 年齢・性別・学歴等に関係なく、誰でも受験することができます。
取得方法 土地家屋調査士試験の筆記試験と口述試験に合格すると取得できます。
試験内容 筆記試験:多肢択一式及び記述式
不動産の表示に関する登記につき必要と認められる事項。
  1. 民法に関する知識
  2. 登記の申請手続(登記申請書の作成に関するものを含む)及び審査請求の手続きに関するもの
  3. 土地音日家屋の調査及び測量に関する知識及び技能
    【ア】 平面測量(トランシット及び平板を用いる図根測量を含む)
    【イ】 作図(縮図及び伸図並びにこれに伴う地図の表現の変更に関する作業を含む)
  4. その土地家屋調査士法
    第3条第1項第1号~第6号までに規定する業務を行うのに必要な知識及び能力
口述試験:一次試験の、(2)、(4) の事項について口述で行います。
受付期間 6月上旬~6月中旬
試験日 筆記試験:8月下旬
口述試験:11月中旬 (筆記試験合格者のみ)
受験料 8,300円
問合せ先 日本土地家屋調査士連合会
〒101-0061
東京都千代田区三崎町1-2-10 土地家屋調査士会館
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