ケア資格ナビ> 介護職員初任者研修ガイド> 介護職員初任者研修の修了試験はどんな内容なの?
ん~。わかったような、わからなかったような……もう少しヒントが欲しいです!
修了試験の形式は筆記のみです。解答形式には記述式・選択式どちらも含まれます。
初任者研修では実技の授業もありますが、修了試験で問われるのは筆記試験のみです。
初任者研修の修了試験では、130時間の講義で習ったすべての項目が出題範囲とされています。
最低32問が出題されると決まっているため、各科目から1題以上出題されると考えて、全ての科目に目を通しておくことをおすすめします。
なるほど! でも、授業で扱った問題がそのまま出るわけではないですよね? 難しい問題に当たってしまったらと思うと不安です!
ははは……相変わらず心配性ですね。
良かった~ほとんどの人が合格なんですね! ちょっと安心しました!
でも、それでも数少ない不合格の人になったら一体どうすれば!?
初任者研修を修了するためには、最終日に実施される修了試験で合格点を取る必要があります。
試験と聞くと不安になる人も多いかもしれませんが、合格率が非常に高く、試験対策に苦労したという声もあまり聞かないので、過剰に心配する必要はありません。
介護福祉士国家試験などとは異なり、別の試験会場で受験する必要はありません。通い慣れた会場で受けられるので、緊張に弱い人も受験しやすいでしょう。
万が一合格点に届かなかったとしても、多くのスクールでは再試験のチャンスが与えられています。資格を取り逃して受講料が無駄になることはありませんので、安心してスクールに通い続けることができます。
無料で再試験が受けられるなんて! なんてありがたい……先生ありがとうございました! もう思い残すことはありません!
うっ……試験勉強という響きだけで頭が……。
初任者研修の修了試験は、各科目からまんべんなく問題が出題されるため、単元ごとに重要なポイントを押さえることが重要です。
それでは、試験前までにどのような対策を取っておくべきでしょうか。
日頃から、担当講師が「テストに出ます」「ここが重要です」と言った箇所に印をつけ、試験前日に見返しやすいようにしておくと慌てずに済みます。
一度課題として出題された問題は、類似の問題として試験に再登場する可能性があります。
解答に苦労した問題は改めて復習を行い、つまずきやすいポイントを整理しておくと良いでしょう。
同じ講義を受けた仲間と情報交換を行うことで、自分では気づけなかった重要なポイントを教えてもらえることがあります。授業の合間に受講生とコミュニケーションを取っておくと、気分転換にもなるのでおすすめです。
試験当日は自信のない問題はいったん保留とし、まずは問題を一通り解くように意識するのがベター。選択式の問題も多いので、最後に見直しの時間を残しておき、ケアレスミスがないか確かめておくと安心です。
癒詩さんの顔つきがだんだん自信に満ちたものに変わってきましたね。
はい! 初任者研修の修了試験に合格するためには、日ごろの積み重ねが大事だということがよくわかりました!
初任者研修の修了試験に合格するためには、スクールにしっかりと通い続けること、課題をきちんとこなすことなどが重要です。
初任者研修に無理なく通い続けるための、スクール選びのポイントについてまとめました。
初任者研修は実技の授業が含まれる都合上、スクーリングの多いカリキュラムになっています。そのため、最寄り駅の沿線上に開講しているスクールなど、通学しやすいスクールを選ぶと良いでしょう。
通学時間を短縮できれば、予習復習、課題などに取り組める時間が増え、学習しやすい環境を整えることができます。
初任者研修は共通のカリキュラムが組まれているので、どのスクールを選んでも学ぶ内容に差はありません。しかし、にぎやかなクラスで和気藹々と学びたいのか、落ち着いた環境でコツコツ学びたいのかは人それぞれです。
こうした校風はスクールの名前だけでは比較できませんが、資料請求をすることによって、スクールの授業風景や講師インタビューなどを入手することができ、比較しやすくなります。
初任者研修のスクールは全国数多くの地域で開講されています。
スクールの価値を価格で決めてしまう前に、複数のスクール資料を請求し、様々な観点から比較してから選ぶようにしましょう。
受講生の中には、「初任者研修の実習で数多くの介護ビギナーと出会い、モチベーションが上がった」「スクール講師の体験談が印象的で、これからも介護の世界で働きたいと思った」といった人もいます。
忘れられないスクールとの出会いが、初任者研修の修了試験の合格率アップに結び付きます!
わかりました。資料請求して、色々な観点からスクールを比較してみます!
とても参考になりました。先生、いろいろな情報をありがとうございました!
癒詩さん「でも」って……先生~!