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製図とは

製図の仕事とは

設計者の元図をもとに正確な図面に描き起こし、設計者の意図を誰もが分かるように、図面はJIS(日本工業規格)で定められたルールに則った方法で、CADや手書きで描きます。
与えられた敷地にどれくらいのボリュームの建物が建つかを大まかにつかんだ上で、建築概要、平面図、立面図、断面図などの図面におとし企画設計します。
またその企画設計に基づいて、実施設計に使える基本設計図面、さらに見積図として使う図面や役所に提出する建築確認申請図へとおとしていく作業などがあります。

製図はどんな場面で役に立つの?

製図のスキルがあると、建築、電気・機械、印刷、またほとんどすべての製造業や、建築・設計事務所などで大きく役立ちます。
また在宅で働いたり、独立して、フリーランスとして働くこともできます。(その際は道具などが必要になってきます)

製図の将来性は?

製図のスキルを持っていると、将来的に企業に就職したり、設計事務所などで実績を積むことができます。
国家資格を取得し、ある程度キャリアを積めば独立も可能ですし、ものづくりには欠かせない仕事なので、ニーズは多様です。

こんな人が製図取得に向いています

  • 数字につよく、決め細やかな作業ができる人
  • 職人のように丁寧な仕事が出来る人
  • 利用者の立場となって想像力を働かせることができる人
  • 聞き上手で相手のニーズをうまく聞き出す力のある人

製図の仕事

およそ製造業で製図を必要としない業種はないというくらい「モノづくり」にはかかせない仕事です。
また、デザイナーの意図を生産部門に正しく伝えるために、製図の専門知識を学ぶことが必要です。
実際に製図の技能に加え、深い製品理解が求められます。

製図の雇用形態・給料は?

製図の雇用形態は各種製造メーカーや製図、設計、建築事務所に就職し、正社員、派遣社員などで働くケースが主ですが、経験と実績を積み、フリーランスとして働くケースもあります。
給料は平均して時給1700円程度からと考えてよいでしょう。

製図試験・資格データ

機械・プラント製図技能士

合格基準 100点満点中、実技試験60点以上、学科試験65点以上
受験資格 【1級】: 7年以上の実務経験、または2級合格後2年以上、3級合格後4年以上の実務経験
【2級】: 実務経験2年以上、または3級合格者
【3級】: 不問
取得方法 機械・プラント製図技能検定の各級に合格するとその級を取得できる
合格すると都道府県知事名の合格書と技能士章が授与され、「技能士」と称することができる
レベル 1級、2級、3級
試験内容 【1級・2級】
  • 学科試験:
    製図一般、材料、材料力学一般、溶接一般、関連基礎知識、選択科目(機械製図法、プラント配管製図法)
  • 実技試験:
    選択科目(機械製図手書き作業、機械製図CAD作業、プラント配管製図作業)
【3級】
  • 学科試験:
    製図一般、材料、材料力学一般、溶接一般、関連基礎知識、選択科目(機械製図法、プラント配管製図法)
  • 実技試験:
    選択科目(機械製図手書き作業、機械製図CAD作業、プラント配管製図作業)
受付期間 4月上旬~中旬・10月上旬~中旬
試験日

前期: 
【実技試験】 6月上旬~9月中旬
【学科試験】 7月下旬~9月上旬

後期: 
【実技試験】 12月上旬~2月下旬
【学科試験】 1月下旬~2月上旬
受験料 実技試験:16,500円
学科試験:3,100円
問合せ先 中央職業能力開発協会 技能検定部 企画管理課
〒112-8503
東京都文京区小石川1-4-1 住友不動産後楽園ビル
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