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国家公務員、地方公務員は国または地方公共団体・自治体で公務を行いますが、その業務内容は採用区分によって異なり、政策の企画立案などから、事務処理などの定型的な業務まで多岐に及びます。
国家公務員、地方公務員ともに採用試験が分かれており国家公務員 は総合職・一般職・経験者採用・専門職、地方公務員 は上級・中級・初級と区分されています。
平成24年度より国家公務員の採用試験は、これまでの一種・二種・三種・その他の採用区分から、新しく総合職・一般職・専門職・経験者採用へと大幅に変更されました。
地方公務員の場合は大きく上級(大卒程度)・中級(短大卒程度)・初級(高校卒程度)の3つの分けられることが多いです。 また各自治体にもよりますが、試験区分はさらに職種によって、例えば一般行政、農業や心理など専門職種、また警察や学校の事務と分かれています。
国家公務員一般職、地方公務員上級の資格を取得すると、中央の各官庁、地方の都道府県庁、区役所などの公的機関の中枢で働くことができます。
また働き先が公的機関なので、男女平等であり、「産休・育児休暇」制度が整っているので
結婚後も働きたいと思っている女性にとっては魅力的な職場環境です。
民間企業のように倒産する心配がなく、リストラに怯えることもありません。
定年後も年金が支払われるので
生涯安定した生活を送ることができます。
安定した収入を得られる公務員の志願者数は年々高まっており難化傾向にありますが、一度職に就けると安心です。
国家公務員の初任給は大卒程度になると20万円を上回り、民間企業に勤めた場合の初任給よりも高いようです。地方公務員の場合の初任給は民間企業と同程度です。
また公務員になると完全週休2日制がほぼ約束され、福利厚生や各種手当ても充実しています。
民間企業では新卒者の採用率が高いですが、それに比べ公務員は受験資格で年齢制限があるものの、受験が可能な年齢の範囲で試験に合格すると、誰でも公務員として働くことができます。
合格率 |
国家公務員採用総合職試験(大卒程度試験):7.6%
国家公務員採用一般職試験(大卒程度試験):17.4% 国家公務員採用一般職試験(高卒者試験):15.2% (平成26年度) |
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受験資格 | 受験を希望する試験によって異なりますので、必ず関係機関や自治体のサイトにて確認してください。 |
試験内容 |
大卒程度試験、高卒者試験・社会人試験いずれも1次試験・2次試験が行われます。
1次試験は基礎能力試験・専門試験・論文試験などが行われ、2次試験は人物試験になります。 |
試験日 |
大卒程度試験1次試験:6月中旬 大卒程度試験2次試験:7~8月上旬 高卒者試験1次試験:9月上旬 高卒者試験2次試験:10月中旬 |
受験料 | 無料 |
問合せ先 | 人事院 国家公務員試験採用情報ナビ |
申込方法 | 郵送またはインターネットによる申し込み。 (平成27年度) |
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試験内容 |
1次試験、2次試験が行われます。
1次試験では、教養試験(公務員として必要な一般教養)・専門試験(試験区分に応じた専門的知識)・論文試験などが行われます。 2次試験は主に面接試験になります。 また、消防士の募集では身体検査も行われます。 |
試験日 |
試験日は自治体や試験区分によって異なります。
受験しようと考えている自治体の情報をご確認ください。 |
受験料 | 無料 |
問合せ先 | 地方公共団体情報システム機構・地方公務員採用試験案内 |