ケア資格ナビ> 福祉用具専門相談員ガイド

福祉用具専門相談員とは?

  • 介護用品の選び方や使い方をアドバイスする専門職「福祉用具専門相談員」
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※表示の最安講座・最短期間はこのサイトで紹介している一例であり、地域・コースによって差があります。
※タイミングにより最安講座の募集が終了している場合があります。

福祉用具専門相談員は、福祉用具を貸し出し・販売するときに選び方や使い方について適切なアドバイスを行う専門職の資格です
要介護認定を受けている高齢者や障がい者が、介護保険の対象となる福祉用具を求める場合には、専門家*1と相談する必要があります。

*1 専門家:特定資格を取得した専門家のこと。福祉用具に関する知識を有する国家資格保持者(保健師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、義肢装具士)や福祉用具専門相談員の資格保持者。

福祉用具とは
福祉用具とは障がい者や高齢者の生活を支援するための用具の総称で、車いすのような移動のための用具や、トイレ用手すりなど排泄を補助するための用具、介護ベッドなど床ずれ予防のための用具などが含まれます。利用者だけでなく、介助者の負担軽減にも繋がるため、高齢化の進む現代社会においてなくてはならないツールのひとつです。

福祉用具専門相談員の資格について

誰でも受講可能

受講資格はありません。誰でも受講できます。

合格率はほぼ100%

修了試験は1時間の確認テストのみで、難易度も低くなっています。そのため受講すればほぼ確実に資格を取得することができます。

短期間、低価格で取得できる

受講期間は5~7日間程度。受講料金も安いので取得しやすい点が特徴です。

福祉用具貸与事業では必須の資格
介護保険制度では「福祉用具貸与も保険給付の対象事業である」ことが定められています。と同時に、福祉用具をレンタルあるいは販売する場合は、各事業所に必ず2名以上の福祉用具専門相談員を配置しなければならないことになっています。福祉用具専門相談員の資格を持っている方が、事業所への就職が有利と言えそうです。

なぜ今、福祉用具専門相談員を取得するべきなのか

現在、福祉用具専門相談員の求人は施設などで働く介護職員に比べると、やや少ないと言えます。しかし、介護保険制度の見直しや範囲の拡大、高齢者の増加によって、福祉用具専門相談員の活躍の現場は、次第に広がっていくことが予想されています。

政府は国民がより長く元気に生活できるように、介護予防や自立支援に力を入れるようになりました。これからの高齢期は病院で寝たきりになるのではなく、できる限り自宅で自分らしい生活を送ることが理想とされています。そのためには、高齢者の生活を支える車いすやバリアフリーの設備が必要不可欠なのです。

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福祉用具専門相談員の資格取得でできること

介護の現場

介護職員初任者研修や実務者研修をはじめとする、介護資格の保有者がスキルアップのために取得することが多いようです。資格取得を通して福祉用具の適切な使い方を学ぶことで、介護の現場で福祉用具に関する質問に応じたり、不具合に対応することができるようになります。

福祉用具の取扱店

福祉用具を取り扱っている店舗は福祉用具のレンタル事業所や福祉用具の専門販売店だけにとどまりません。今ではホームセンター・ドラッグストアの介護用品売り場や訪問介護事業所などでも介護用品が販売されています。
福祉用具専門相談員は、このような場所で商品説明や提案を行うことができます。必要とされている福祉用具が介護保険の対象になっているのか、使い勝手の良い商品なのかどうかを専門的な立場からアドバイスすることができます。

リフォームやバリアフリー事業

階段をスロープに変えたり、手すりを取り付けたり……住宅のバリアフリー化にも介護保険制度は適応されます。こうした建築・リフォーム分野にも福祉用具に関する専門知識が欠かせません。今後の需要拡大に備え、福祉住環境コーディネーター資格と併せて取得する人もいます。

福祉住環境コーディネーターについて詳しく >>

福祉用具を選定するまでの流れ

介護保険の指定を受けた福祉用具のレンタル・販売専門店や、福祉用具のレンタル・販売事業を行っている居宅介護支援事業所などでは、どのように福祉用具を選定していくのでしょうか。流れを見てみましょう。

  • アセスメント(情報収集)と福祉用具の選定
    利用者の自宅を訪問・あるいはケアプランより、状況に合った福祉用具を選びます。
  • 福祉用具サービス計画書*2の作成
    表計算ソフトあるいは専用のソフトなどを用いて、サービス計画書を作成します。
  • 福祉用具の設置・取扱方法の説明
    利用者の状態に応じて福祉用具の調整を行い、安全に使ってもらえるよう説明した上で同意を得ます。
  • モニタリング
    定期的に利用者の家を訪問し、使用している福祉用具が現状に合っているかの調査を行います。
  • サービス担当者会議への参加
    ケアマネージャー*3に課題を共有し、使用する福祉用具やケアプランの見直しを行います。

福祉用具専門相談員はケアマネージャーが作るケアプランにもとづいて適切な福祉用具を選びます。またモニタリングの結果をケアマネージャーに報告するので、ケアマネージャーと密接に連携を取る必要があります。
利用者の自宅まで商品を届けることがあるので、運転免許を持っていると重宝されます。

*2 福祉用具サービス計画書:指定基準第百九十九条の二において、「福祉用具専門相談員は利用者の希望、心身の状況及びその置かれている環境を踏まえ、指定福祉用具貸与の目標、当該目標を達成するための具体的なサービスの内容等を記載した福祉用具貸与計画を作成しなければならない」と定められています。

*3 「ケアマネージャー」の表記について:厚労省や地方自治体による文書では「ケアマネジャー」が正式な表記とされていますが、当サイトでは、現在一般的に使用されていることから「ケアマネージャー」を使用しております。

福祉用具専門相談員になるには

受講内容

福祉用具専門相談員指定講習カリキュラムは全50時間で構成されています。

カリキュラム 時間数
1 福祉用具と福祉用具専門相談員の役割 2時間
2 介護保険制度等に関する基礎知識 4時間
3 高齢者と介護・医療に関する基礎知識 16時間
4 個別の福祉用具に関する知識・技術 16時間
5 福祉用具に係るサービスの仕組みと利用の支援に関する 7時間
6 福祉用具の利用の支援に関する総合演習 5時間

取得方法

誰でも受講することができます。各スクールで開催している講習会の所定の課程を修了し、講習の最後に行われる修了評価(筆記の方法による)を受ければ資格を取得できます。

受講期間

スクールによって異なりますが、5~7日間程度です。

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