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認知症介助士とは?厳選資格を無資格で取得できます!

Ninchishokaijoshi Merit

認知症高齢者の数は、2025年には700万人を突破し、5人に1人が認知症になると推計されています。認知症は誰もが関わる可能性のある身近な病気で、もはや他人事とは言えない状況です。

今後も増え続けると予想される認知症の高齢者をサポートするために、「認知症介助士」という資格があります。
こちらの記事では、認知症介助士の資格の特長や取得方法、資格の活用法などについて紹介します。

認知症介助士とは?

認知症介助士とは認知症のことを正しく理解し、認知症になった人をサポートする役割を持った人のことです。認知症高齢者が地域社会で受け入れられる体制を目指して、「公益財団法人日本ケアフィット教育機構」が2014年に創設しました。

認知症介助士の資格を取得すると、認知症の人が困っているときに適切なコミュニケーションや対応をとることができます。家族や地域、介護施設などで資格を役立てることができます。

認知症介助士の資格の特長

手軽に取得できます!

通信講座なら自分のペースで学習でき、さらに自宅で試験を受けることができます。自宅でじっくりと試験問題を解くことができるので、確実に資格を取得することができます。学習期間も標準3カ月とお手軽です。

介護職未経験・無資格の人でも取得できます!

認知症介助士は受験資格が不要なので、現場未経験の人や、介護資格を持っていない人でも取得することができます。認知症高齢者とのコミュニケーションの仕方が理解できると、信頼関係の強化にもつながります。介護職として働きたいと思っている人はもちろん、在宅介護に生かしたい人、認知症についての基本を身に付けたい場合にもおすすめです

認知症介助士の取得方法

認知症介助士の資格は、検定試験に合格し認定されると取得できます。取得方法は、独学で進めて検定試験を受ける方法と、通信講座やセミナーで学習を進めてから検定試験を受ける方法があります。短期間に確実に取得するには、講座やセミナーを利用すると良いでしょう。

受験方法も複数あるので、自分のライフスタイルに合った受験方法を選べます。

「日本ケアフィット共育機構」で受験する場合

セミナーを受講後に試験を受ける方法と、各受験会場で試験のみ受ける方法があります。

  1. セミナー会場でセミナーを受講後、同会場でマークシート方式の検定試験を受験する方法
  2. CBTセンターで、CBT方式*の検定試験を受験する方法
  3. 日本ケアフィット共育機構の事務局で、マークシート方式の検定試験を受験する方法

「ユーキャン」で受験する場合

受講生専用のインターネットサービス「学びオンラインプラス」で、スマホやパソコンによる学習を進めることができます。通信講座の終了後に、自宅でマークシート方式の検定試験を受けることができます。

* CBT方式の試験は、コンピュータに解答を入力する方式です。

日本ケアフィット共育機構 ユーキャン
受験資格 なし なし
試験会場・受験料 【セミナーを受ける場合】
(試験会場)各セミナー会場
19,440円(税込み・テキスト込)
16,200円(税込み・テキストなし)

【セミナーを受けない場合】
(試験会場)各地のCBTセンター
3,240円(税込み)
(試験会場)日本ケアフィット共育機構の事務局(東京・大阪)
3,240円(税込み)
【通信講座終了後に試験】
(試験会場)自宅
29,000円(税込み・通信講座と検定試験代込み)
試験問題・試験時間 30問・45分 30問
合格基準 1問1点の30点満点
21点以上で合格
1問1点の30点満点
24点以上で合格
備考 受講期間内(6カ月)に在宅で1回受験可能

認知症介助士の講座案内はこちら>>

認知症介助士の活躍の場

認知症介助士の資格を取得すると、以下のような場所が就職先として考えられます。

  • デイサービス
  • 特別養護老人ホーム
  • 介護老人保健施設
  • 介護付き有料老人ホーム

上記のような介護施設の他、家族のために役立てたり、地域社会に役立てる人もいます。サービス業としてお客様と接する職業の人にも役立ちます。

認知症介助士の資格でできること

認知症の人の対応や手助けができる

認知症介助士の資格を目指すことで、認知症がそもそもどのような病気なのかや、認知症の人への具体的な対応方法を学ぶことができます。道に迷っている高齢者に出会ったときなどに、適切な対応をすることで、戸惑っている認知症患者の手助けができます

介護・医療の現場で活用できる

介護や医療の現場で働く人は、認知症の人と関わる機会も多いので、取得した知識をすぐに活用できます。「認知症の人への対応に自信がない」という人は、認知症への理解が深まることで、自信を持って対応ができるようになります

サービスの現場で活用できる

スーパーや百貨店、役所や銀行、駅などで働く人でも、認知症の人を対応することがあります。対応を間違えると、トラブルになったり認知症の人が不穏になる場合もあるので、正しい対応をすることでトラブルを未然に防ぐことができます

認知症の予防に活用できる

自分も含め誰もが年を取っていきます。「親も高齢になってきたので、今から日常的に認知症の予防をしたい」「自分自身が認知症にならないか心配」と考える人も少なくないのではないでしょうか?
認知症介助士は、認知症の人の介助方法だけでなく認知症予防の知識も学ぶことができます。 知識を生かし家族や自分の生活を見直すことで、認知症の予防につなげられます

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