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「老々介護」世帯が増加。介護負担を軽減するには?

Rouroukaigo

厚生労働省が2017年6月27日に公表した「国民生活基礎調査」によると、自宅で介護をしている家族のうち、自身も65歳を超えている人が54.7%で過去最高となり、老々介護世帯が増え続けていることが分かりました。介護する側とされる側の双方が75歳以上の組み合わせも前回調査より1.2ポイント増の30.2%となり、こちらも過去最高の数字です。

主な介護者は同居している家族が58.7%で、介護にかけている時間は要介護度が高くなるにつれて長くなる傾向にありました。家族の悩みやストレスがあると答えた人は68.9%で、「(自分を含めた)病気や介護」、「収入・家計」、「人間関係」、「時間がない」という理由が多くあげられました。

「老々介護」を少しでも楽にするために

老々介護の場合、介護する側も加齢とともに体力や筋力が落ちていくので、負担はますます重くなっていきます。また、介護される側も介護度が高くなっていく場合がほとんどで、介護時間も増えていきます。その結果、悩みやストレスが大きくなっていく傾向があります。

少しでも負担を軽くするためには、デイサービスやショートステイなどで介護から離れる時間を作ることが大切です。デイサービスやショートステイは、家族が一時的に介護から離れ、リフレッシュするために一時的にケアを代わるサービス(レスパイトケア)の役割も担っています。他にも地域包括支援センターなどの相談窓口を活用して、ひとりで介護の悩みを抱え込まないことが大切です。

家族や親せきはもちろん、ご近所などの周囲の人が話を聞きねぎらうことや、相談窓口を案内することも介護者の負担軽減につながります。老々介護で行き詰まらないためにも、地域や社会が見守る体制がこれからますます必要になると言えるでしょう。

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