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地域に広めよう!認知症サポーター

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9月21日は世界アルツハイマーデー。1994年9月21日にスコットランドのエジンバラで「世界アルツハイマーデー」が宣言されて以来、アルツハイマー病などに関する皆の認識を高め、世界の患者と家族に援助と希望をもたらす取り組みとして始まりました。


認知症とアルツハイマー病

認知症は厚生労働省によると「生後いったん正常に発達した種々の精神機能が慢性的に減退・消失することで、日常生活・社会生活を営めない状態」と定義されています。
この状態を引き起こす原因として最も多い疾患がアルツハイマー病です。その他には前頭側頭型認知症、レビー小体型認知症などが挙げられます。

どの認知症にも共通して起こる症状は「認知機能障害」です。それとともに言葉の意味が理解できない「失語」や意味のある動作が思ったようにできない「失行」、方向感覚が悪くなってしまうような「失認」などの症状も見られます。
その他、レビー小体型認知症では幻視や寝ぼけ症状、ピック病なら万引きなど反社会的な行動を伴うことが特徴です。

日本発!認知症サポーター

このような背景から、日本でも認知症に対する理解を求める動きが2005年頃から始まりました。それが「認知症サポーター」養成講座です。
「全国キャラバン・メイト連絡協議会」を中心に全国の自治体事務局で一日、100カ所以上で講座が開催されています。
この取り組みは専門家を養成することが大きな目的ではなく、多くの人が認知症について正しい知識を持つことと、偏見をなくすことが目的です。それがひいては認知症の人や家族に理解のある優しい社会へとつながると考えられています。
日本で始まったこの動きが世界にも広がっており、英国では2013年から「Dementia Friends」という取り組みを始めています。その他にもドイツやデンマーク、中国や韓国などでも取り組みが始まり、今では計13カ国、約1300万人もの人が認知症への関心を深めているのです。

認知症については、これまでのところ確実な治療法が確立されておらず、年々増加する認知症患者や家族を不安にさせています。誰もが年をとり、認知症になる可能性を秘めています。いつかは助けを必要とするときが来るかもしれません。認知症サポーターは小学生から養成講座に参加できます。幼いころから認知症について理解を深め、お互いを認識し合えば、認知症の人や家族の不安も和らいでいくのではないでしょうか。

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