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ダブルケアを乗り切ろう!介護と育児の実態とは

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2017年4月、「育児と介護のダブルケアの実態に関する調査」の結果が内閣府より発表されました。今日の日本は晩婚化や晩産化の現象に伴い、育児と介護を同時に行う「ダブルケア」の状態にある世帯が多くみられることから、この調査が実施され話題になっています。

どんな人がダブルケア?

調査では、「ふだん育児をしている」と「ふだん介護をしている」の両方を選択した人を「ダブルケアを行う人」とし、その結果、ダブルケアを行う人口は全国に約25万人と推計されました。調査は比較検討を行うためダブルケアの他、「育児のみ」「介護のみ」の人を対象としました。
ダブルケアを行っている人の年齢は男女ともに平均40歳前後。育児のみを行う人と比べるとやや高く、介護のみを行う人と比べると20歳程度、若くなっています。
ダブルケアを行っている人の8割は30~40代で、育児のみを行っている人もほぼ同様に8割が30~40代の人です。

ダブルケアをしながら働ける?

ダブルケアを行う女性の就業状況は有業者・無業者ともにほぼ半数ずつで、男性については9割の人が「仕事が主」の有業者でした。
女性の就業状況は、「ダブルケア」「育児のみ」「介護のみ」のどのカテゴリーにおいても、有業者・無業者がほぼ半数ずつと同じ傾向を示したのに対し、男性においては「育児のみ」の9割で「仕事が主」の有業者、「介護のみ」では「仕事が主」の有業者の割合が6割程度に留まりました。

周囲からのサポート状況として、女性は男性に比べて配偶者からの手助けを得られておらず、女性に対する育児や介護の負担は大きくなっている様子がうかがえました。女性については就業したい気持ちは持っているが、実際にはしていないという結果も出ています。女性の就業状況が結果的に男性よりも低い傾向となっている実態は、育児や介護の負担があっての結果と考えられるかもしれません。
加えて、介護を行っている人については男性の介護参加の比率が高かったという結果から考えると、介護は日常生活に負担をきたしている可能性も考えられます。

明るい未来に向かってダブルケア!

今後も高齢化は続き、晩婚化・晩産化の傾向は続くことでしょう。それに伴って私たちはダブルケアをしながら生活することを念頭におき、お互いに思いやりの心を持って暮らしていくことを心がけていきたいものです。
もしも今、ダブルケアを行っている人は…同じ気持ちでいるのは、あなたひとりだけではありません。「ときどき育児」「ときどき介護」。そんな気持ちを心にとめて、かけがえのない毎日を過ごしてもらいたいと願います。

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