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ケアマネ試験対策!最新の出題傾向や効率よく点を取る方法

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インタビューにご協力いただいたのは

秋山 巌(イワオ)先生
講師としてのモットー
「難しいことをわかりやすく・わかりやすいことを面白く」
「合格する(うかる)話とウケる話をする」こと。
例えば「合格するために地域包括ケアシステムは重要だから覚えなさい」と言うのは簡単だが、それでは受講生の頭に残らず、単純な暗記は強い負荷となり勉強が苦痛になる。そこで地域包括ケアシステムの実際の取り組みを紹介し、「なぜ重要か」の「なぜ」を理解してもらうことを大切にしています。

ケアマネ試験対策その1 一定の読解力を身に付けておく

Q.ケアマネ試験内容の最近の出題傾向を教えてください。

近年の出題傾向として、問題文の文章が短くなる傾向がみられます。受験生は文章から読み取れるヒントが少ないため、自分自身で言葉を補う必要があります。そのため、判断に迷う問題が多かったと言えます。2016年の試験でもこの傾向はみられました。次回試験以降も、ある一定の読解力が求められる問題が出題されると予測されます。普段から問題演習を通してトレーニングしておくのが重要と言えるでしょう。

あと、介護支援分野は難化傾向です。問題16、17の主治医意見書の問題に典型的ですが、今までと同じテーマでも、より深い内容が問われています。それと、問題1、2に出題された介護保険法や介護保険法施行規則の条文を把握しているか、という問題も目立ちます。介護保険制度は公的な制度なので、これからのケアマネには法令に明るく、かつ法令遵守の精神を持って欲しいという出題者のメッセージも読み取れます。

ケアマネ試験対策その2 介護保険法改正を押さえておく

Q.効率よく点を取るために、「介護支援分野 25問」「保健医療サービス分野 20問」「福祉サービス分野 15問」の中で必ず押さえておきたいのはどの内容でしょうか。

介護支援分野

直近の2014年(平成26年)の介護保険法改正でしょう。介護支援分野では、直近の介護保険法改正について、5問出題されました(問題4、6、7、11、18)。前回試験(第19回)の介護支援分野は合格基準点が13点ですから、介護保険法改正を押さえていれば、合格基準点の約1/3以上を得ることができた計算です。各問題の難易度も、各社テキストで学習していれば十分得点できる内容でした。ここでしっかり得点できるかが勝負の分かれ目で、勉強の成果を発揮できる場所でした。

2016年試験は2014年介護保険法改正から2度目の試験でした。つまり、次回改正までの中間の年、折り返しの年です。ですから、どの程度2014年介護保険法改正に関する問題が出題されるか注目が集まっていました。結果を見ると、合否を左右する出題数となっており、改めて介護保険法改正について集中的に学習することが重要であると確認できました。次回試験を受ける場合も、直近の介護保険法改正について集中的な学習を行いましょう。また、それまでの介護保険法改正についても押さえておきましょう。

保険医療サービス分野

高齢者の疾患などはもちろんですが、緊急時の対応、ターミナルケア(看取り介護)の利用者様への対応についても注目したいです。2016年試験でも3問程度出題されています。今後、地域包括ケアシステムが進んでいく中で、在宅で過ごす要介護者の方も増え、在宅での急変や看取りも多くなってくるでしょう。在宅医療と介護の連携などもケアマネには不可欠になっていきます。今後の出題も増加する可能性大です。

福祉サービス分野

これは保健医療サービス分野・福祉サービス分野の両方に言えますが、施設や居宅サービスなどの人員基準などについて押さえておきたいです。深く追いかけると、それこそ司法試験のように、法令を暗記する羽目になりますが、そこまでする必要はありません。ただ、各社のテキストに掲載されている程度の知識は押さえておいた方が良いです。実は、人員基準などの問題が出題されたとき、5つの選択肢全部が完璧に分からなくても、各社テキストに掲載されている程度の知識を頭に入れておけば、消去法で正解できる問題も多いからです。

介護報酬について

あとは介護報酬についてですね。2015年の試験では介護報酬についての問題は減少傾向にありましたが、2016年は8問にわたって点々と出題されました。介護報酬については捨てるという決断をする受験生もいます。しかし、ポイントを押さえた学習をすれば得点源にすることも可能です。

  1. 前回の介護報酬改定によって新しく加わったり、要件等が変わった加算を学習すること
  2. 枝葉末節の部分は追いかけず、各社テキストで触れられるような基本的内容を把握すること

なぜそれがポイントかと言えば、結局本試験で狙われるのもそういう部分だからです。

ケアマネ試験対策その3 2016年試験の問題解説

Q.間違えやすい問題やひっかけ問題などがあれば、具体例で教えてください。

2016年の試験からいくつか紹介しましょう。

問題21 指定介護老人福祉施設の施設サービス計画について

3 入所者の家族にも必ず交付しなければならない(×)

これは指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準では、「入所者に交付しなければならない」とだけされており、家族は含まれていないんですね。入所者に交付しているのだから、家族にも交付した方が良い、とうっかり○を付けてしまいたくなる問題です。

問題28 検査について

1 高齢者のBMI(Body Mass Index)は、脊椎の変形や圧迫骨折により、本来の値より小さくなる(×)

脊椎の変形や圧迫骨折ですから、身長が縮んでいるのはすぐに分かると思います。次はBMIの公式ですね。<体重÷(身長m)²>、<Kg÷m²>です。体重/(身長)²とも言えます。つまり、身長が縮む=分母が小さくなるから、BMIは逆に大きくなるということです。BMIの公式さえわかれば、後は中学生程度の数学の知識で解けます。

しかし、果たしてそこまで試験会場で冷静に集中できるでしょうか?また、1分1秒惜しいときに、BMIの計算をする、しかも分母がどうなった?と考えるのはなかなかつらいものです。こういうとき、時間を浪費しているという感覚が余計に自分を焦らせます。しかも、少し疲れて、集中力も切れかける問題28にそれを持ってくるのだから、これは苦しいです。ケアマネ試験では時間配分が重要です。難問を飛ばし、時間をかければ解ける問題で余裕を持って、しっかり正解するのが大事です。

同じく問題28 検査について

4 糖尿病の指標であるヘモグロビンA1cは、検査前1~2時間の血糖レベルを反映している(×)

単純にヘモグロビンA1cは過去1~2カ月の平均的な血糖レベルを反映するので(×)なのですが、集中力が切れてくると、1~2時間を1~2カ月と誤読するケアレスミスをする人も出てきます。

誤読しやすい問題もありますから、受験対策講座を受講したり問題集を購入して、自分がどんな問題にひっかかりやすいかを事前に明らかにして把握しておきましょう。本試験では十分注意をして、ミスをできるだけ少なくすることが大事です。

問題44 居宅サービス事業について

1 連携型定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所は、定期巡回サービス、随時対応サービス、随時訪問サービスを提供する(○)

定期巡回・随時対応型訪問介護看護なのに、訪問看護サービスがない→(×)としてしまった方、注意してください。文頭に「連携型」と入っているんですね。連携型は訪問看護事業所と連携をしてサービスを提供するものですから、訪問看護サービスは連携先の訪問看護事業所が提供すればよいのですね。このようなひっかけもあるので、ある程度問題に解き慣れておく必要があります。

大変わかりやすい解説ありがとうございました。

秋山先生のインタビューその1:現役講師に聞く!ケアマネ試験に合格するための勉強方法>>

[取材協力]
藤仁館医療福祉カレッジ
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